低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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言葉と思考 レックウザ
国際人とは一体どんな人間のことなのか、わかっているようでわかりにくい。私なりの考えでは、「外国人を相手に自分の考えを伝えたり心を通わせることのできる人」というようなものではないかと思っている。こう考えるとき、国際人たるべき最も大切な条件とは何だろうか。それは多分、「論理的に思考し、それを論理的に表現する能力を持つこと」ではないかと思う。思考と言葉とはほとんど区別ができないほどに一体化している。この意味で、論理的言葉を大事にするということは、論理的思考を大事にすることに等しい。
私は実際にアメリカに住んでいるので、日本の学生とアメリカの学生の違いがよくわかる。確かに、日本の学生は先生に教えてもらっているだけだが、アメリカの学生は自分で調べているのだ。
確かに、言葉は人間の思考とよく結びついている。私の場合、言葉は外国の人と伝え合う大切なものだと思っている。本当に言葉と思考の関係は、深いと思っている。
私は、この話を読んで、言葉と思考はおくが深いのだなあと思った。
講評 hoemi
理菜ちゃん、こんにちは。アメリカに住んでいる理菜ちゃんにはもってこいのテーマだったね。今回は「休み宿題」だったけれどがんばって提出できたね。よくがんばりました♪
【要約】
ポイントをきちんとおさえつつしっかりまとめることができたね。三文抜き書きはもうバッチリできるようになったね!
【体験実例】
「国際人」といってもひと言では表せないけれど理菜ちゃんは実際に肌で感じているのではないかな? 日本の学生とアメリカの学生の違いについて、どこがどう違うのかもっと具体的に書いてみよう。また「言葉は外国の人と伝え合う大切なものだと思っている」というくだりでも理菜ちゃんの実体験に基づいたエピソードを入れてみよう。そうすることでより分かりやすい内容になるし、作文の内容が広がるよ。
【たとえ】
抽象的な記述が多いので「たとえ」を考えるのはむずかしかったでしょう? 体験実例を具体的に書いていく中で何かひとつ「たとえ」を考えて入れてみよう。
【分かったこと】
理菜ちゃんの言うとおり言葉と思考は一体化しているといってもいいくらい密接に関係していて、しかもとても奥が深いものだね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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