創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
ものの価値 周
盲人は、諸々の器官を動員して融合し、「遠く」をみるための「優しさ」を加えた「心の眼」で暗闇の彼方から立ち現れるものを見ている。神話・昔話と同じで生態系も荒唐無稽なこと、ばかばかしいこと、無駄なことが満ち満ちている。しかし、それらの関係には、調和して生きるために、自分の持っている原則を大胆に変える生物の叡智が働いている。それは、人間の神話的「優しさ」とも言うべきものに見合う筈の生き方である。自然との調和こそ、我々人類が生存し続けるために避けることのできない原則になった。
確かに、私たちが生きるために必要なことを考えていくことが大切だ。テストがあるから、テスト勉強をしなければならないとなると、ゲームやテレビを見るという必要ないことをやめて勉強に取り掛かる。そして、勉強もあれが苦手だから先にやって、これは少し確認するだけだからテスト前にというように優先順位をつけていく。
しかし、私たちの生活には無駄なものも大切だ。人間とは何の関係もないように見える雑草もそれを食べる動物がいて、それを食べる人間がいるというような食物連鎖がある。
確かに、自分に必要なことも、無駄なものもどちらも大切だ。しかし、「存在するものには、良いとか悪いとかを言う前に、すべてそれなりの理由がある。」という名言があるようにすべてのものにこの世の中での価値を見出していかなければならない。<<総合化>>
講評 kira
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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