創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ユーモアについて話が   セコイア

 イギリスではユーモアの感覚が高く評価されている。また、イギリス人は、「ユーモアのセンス」というものには特別のプライドを持っている。だから、人の悪口を言う時「ユーモアのセンスが無いね。」と言うのである。しかし、日本では真面目さが上等と考えられ、ユーモアの感覚はそれほどまでには評価されていない。ユーモアというものは論理で解釈できるものではなく、それを受信する感性の装置をそなえているかが肝心だ。そして、必要なのは知識よりもユーモラスと感じるセンスだ。
 「あなたのお母さんって面白いね。」
私はよくこう言われます。それも、20代ぐらいの人から母より年上の人に言われます。私も母はとても面白いと思います。母の話は、磁石がくぎを引き付けるように人々を惹きつける時があります。それはだいたい、母が自分の経験を面白くユーモラスに語っている時です。また、私の母はよく冗談を言って私たちのことを笑わせてくれます。母の言った冗談で、父もたこのように顔を赤くして大笑いする時があります。
 私の周りには、比較的、面白くユーモアのセンスがある人々がたくさんいる方だと思います。特に英語の先生は、人の行動や声などを真似しながら、ギャグを飛ばします。私はあまり冗談などを言ったりして、人を笑わすことがうまくありません。というよりも、苦手です。しかし、自分は冗談を言っているつもりはないのですが、たまに「面白いね。」と笑われる時があります。
 「笑う門には福来る」ということわざがあるように、いつも笑っている人には、自然と良いことが起こったりします。また、笑っていると免疫力もあがるようです。人間にとってユーモアは、私たちが楽しく人生を過ごすのを助けるような力を持っているのだと思います。だから私も、これからはなるべく、冗談を言って人を笑わせたり、ユーモアのセンスを身につけたり、ユーモアを受信する感性の装置をそなえたいと思います。

   講評   hutu

日本ではユーモア感覚があまり評価されていないようです。冗談を言って人を笑わせたいけれど、うまくいかなかったら恥ずかしいなと思って尻込みしてしまうからかもしれません。
<要約> 敬体で書かれている本文を常体で要約することができました。長文の内容もちゃんと読み取ることができています。さすがですね。
<体験実例> センスのある話し方のお母さん。とても魅力的なのだと思います。人を惹きつける話し方を身につけているなんてあこがれます。そんなお母さんのユーモアを感じとっているセコイアさんは、「ユーモアを受信する装置」を十分にそなえていますよ。あとは、ユーモアを発信することができれば完璧!
<たとえ> 顔をまっかにして笑っているお父さん。

<一般化の主題> 「笑う門には福来たる」主題につながることわざを引用してまとめることができました。笑うことで人生は今以上に豊かになるのでしょう。体調がすぐれないとき、忙しいとき、自分に余裕のないときには笑うことはできません。ユーモアはゆとりの表れなのでしょう。生活にユーモアというゆとりを持っていたいですね。

★ 文体について
常体(「〜である」「〜だ」)と敬体(「〜ます」「〜です」)が混在しています。全体を一つの文体で統一しましょう。項目表にもありますが、常体で書いてくださいね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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