国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   次の朝早く(清書)   チェリー

 次の朝早く海蔵さんは、また地主の家へ出かけて行きました。
海蔵さんは老人に謝り、老人は長い間黙って聞いて海蔵さんの顔を見上げていましたが、
「おまえさんは、感心なお人じゃ」
とやっと口を切っていいました。
老人は海蔵さんの言葉を聞いて、考えをかえ、井戸を掘ることを許してくれました。
海蔵さんは、老人の思いがけない言葉を聞いて、返事のしようもありませんでした。だが、死ぬまえに、この老人がよい心になったのは、海蔵さんにもうれしいことでありました。
私がこのお話を読んで、一番いいと思ったところは、海蔵さんも老人もよい心になったところです。
 私もたまに姉とけんかをします。しかし姉はけんかをしたあとすぐに、
「ごめんね」
と謝ってくれます。私もそのあとに謝りますが、先に謝る事は少ないです。
しかしすぐに謝ればけんかが長引く事もなく、意地をはることもなく、またもとのように仲良くなれます。
 もし、私が海蔵さんだったら、他人に正直に話しをし、謝る事が出来るか少し自信がありません。何年か前に、私より年下のいとこが遊びに来た時に、いとこが姉をひとり占めしたので、私はすねてしまいました。私はすぐに謝ることが出来なかったので、つまらない時間が長くなってしまいました。海蔵さんのような正直な人は今どき、とても珍しいと思います。正直に謝りたいと思っても、実際はなかなか出来ないと思います。
 私はこの話を読んで、私も悪い事をしてしまった時は、勇気をだして謝ってみようと思います。謝る事は、自分の心を良い心にする事です。

   講評   hutu


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