創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   次の朝早く   小田急線20,000系

海蔵さんは、老人の思いがけない言葉を聞いて、返事のしようもありませんでした。だが、死ぬ前にひとりの欲張りの老人が良い心になったのは、海蔵さんにもうれしいことでありました。(三文ぬきがき) 
 ぼくはこの話を読んで、海蔵さんは老人が死ねばいいというとんでもないことを考えたけど素直にあやまってえらいなと思いました。
 ぼくはウソは大きらいだけど正直に言うことはいい事ですよね。まるで海蔵さんは警察署に出頭してきたどろぼうみたいです。(たとえ)
 前に弟も似たことをしました。おつかいの時に頼まれたジャガイモがなくて、新ジャガイモを買った後、だまっていたら悪いなと思ったらしくげんかんのドアを開けたとたん
 「ごめんなさい〜!!」
と言ったのです。ぼくは、おいおい、大げさすぎだぞ!と心の中で思いました。(心の中で思ったこと)だって、同じジャガイモなんですから。でもママは、
「ううん、それでいいのよ。ありがとう、おりこうさん」
とずいぶん優しく弟に言いました。何だか弟が得したみたいでした。
(自分だけがしたこと)だからというわけではありませんが、ぼくも
海蔵さんみたいに正直に生きていきたいと思います。
 最後に一つ、海蔵さんが井戸を改造した!(ダジャレ)

   講評   yuta

 言葉のリズムがいいですね。ユーモアたっぷり。
●三文ぬきがき:3文にするなら“「お前さんは、感心なおひとじゃ。」と、老人はやっと口を切って言いました。”をくわえるとよさそう。
●自分だけがしたこと:ピッタリのにた話だね。ジャガイモのおつかいで新ジャガイモを買ってしまった弟さんは、「ごめんなさい〜!!」とあやまった。きっと弟さんは、帰り道の間ずっと「ちがうの買っちゃった。どうしよう、どうしよう」と心配していたのでしょう。あやまることで、その心配な気もちをスッキリとさせたかったのではないかな。海蔵さんもそうだったかもしれないね。
●たとえ:『まるで海蔵さんは警察署に出頭してきたどろぼうみたい』とは、うまい表現。
●心の中で思ったこと:『おいおい、大げさすぎだぞ! と心の中で思いました』。冷静に弟さんとお母さんを見ていた20000系くん。「ううん、それでいいのよ。おりこうさん。」という優しい言葉が意外だった?
●ダジャレ表現:最後に一つ『海蔵さんが井戸を改造した!』 うまい!!
       

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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