国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   セミの鳴き声   JR東海

「みーんみんみんみんみんーーーーーー」
夏といえば蝉です。
 よく見かけるのは、「アブラゼミ」です。
 でも、よく聞くのは、ミンミンゼミの、「ミーンミーンミーンミン」です。
なぜかというと、ミンミンゼミは「アブラゼミ」より、鳴き声が大きいからです。
 ぼくは、セミの鳴き声を「鳴き声」というけど、本当に、鳴き声なのでしょうか?
人間は、口から音(声)を出すのですが、セミは、どうでしょう。
 セミの口は、ストローのような、細いチューブでできています。
でも、これでは、音も、声も、鳴き声出せそうにありません。答えは、セミのおなかを見てみれば、あわかります。
そこには、黒いうろこのようなものがあります。でも、セミのメス(♀)には、ありません。
 セミのメス(♀)は、音を鳴らす必要がないからです。
なぜかというと、セミのオス(♂)は、メスにアピールするとき、けんかするとき、などに、音を鳴らします。でもメスには、メスにアピールするとき(当たり前)、けんかすることなどは、あまりしませんから、「音」を出しません(出せません)。だから、メス(♀)には、うろこのようなものがないのです。
 その黒いうろこの内側をみると、筋肉らしきものが、いっぱいあります。これは、音を鳴らすためです。
オス(♂)のセミを捕まえたあと、アブラゼミなどは、
「ジーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
という音を鳴らしながら、逃げようとします。そのとき、うろこは、開けていて中の筋肉らしきものを、ぶるぶる震わせています。そのときのおとは、セミイン(睡眠・すいみん)ができないほどです。
 セミは、まるで、朝のアバウト目覚し時計です。なぜかというと、こういうことです。ぼくは、アブラゼミを三匹くらいふたが透明な、缶の中に入れておきました。すると、朝に(明るく)なるにつれて、中のセミが、せにわが、大きな、鳴き声(音)で鳴き始めるからです。
 これには、ぼくも、びっくりしました。ぼくは、セミが寝ていて、しばらくして、あさになり、起きて鳴くということがわかったからです。

   講評   miri

8月の清書が終わりました。今年はうんとあつかったけれど、よくがんばりましたね。
                        

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