国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   文化の調和   ビーバー

 「どうして『ら抜き言葉』ばかり騒がれるのか」。中間報告をまとめた第二十期国語審議会の多くの委員は、不満げに語る。確かに報告は、敬語、方言問題から情報化をめぐるさまざまな問題、国際社会への対応など多岐にわたっている。しかし、「ら抜き言葉」だけが際立って注目されてしまった。まず世代間の断絶が背景にある。最近その断絶は深まるばかりだ。従来の尺度を超えた変容が進む。この現状をどう考えたらいいのか。時代の変わり目で、私たちの言葉をどうしていくか、各自が考えていく必要があるということだ。(要約)
 確かに、新しいものがどんどん出てくるのは普通のことだと思う。言葉が新しいものにどんどん変わっていくように、機械類も自然に技術が発達していろいろなものが出てきている。前にも上大岡のヨドバシカメラに行ったが、機能がたくさんある便利な携帯電話だとか、「省エネ大賞」を受賞したエアコンなど、いろいろな新しい製品が置いてあった。このように、新しいものが、時代が変わるにつれてどんどん出てくることはごく自然なことだと思う。だから、時代の流れに任せておいて、自然の成り行きに任せておくことはいいことだと思う。(体験)
 しかし、古いものを保存しておくのもいいことだと思う。実際、今でも古いものを保存して博物館にされているところがあるし、そのほとんどは観光地(かな?(笑))となっていて、だいたいは人気がある。また、昔の人たちが築き上げた文化は守り抜くべきだ。だから、古いものを残すのは大切だと思う。
 時代の流れに任せて物事をどんどん新しくしていくのも、古い伝統や文化を残すのも、どちらも大切である。しかし、「できあがった規則をなんとか守ろうとすることよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である。」という言葉に表されるように、新しいものと古いものとを、現在の状況によって合わせることが大切だと思う。(総合化)

   講評   miri

<第1段落>要約から、意見まで一気に読ませ、うまい導入ができています。
<第2段落>自然の成り行き、というのがこの場合、「人為的な自然の成り行き」とでもいえるところがおもしろいですね。
<第3段落>「だいたいは人気がある」というアバウトな表現が味がありますね。どうして古いものがよいのかも、少し入れるといいですね。
<第4段落>すっきりとまとめることができました。
                     

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