低学年から学力の基礎を作る
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   感じ方が違うという楽しさ            さき

   感じ方が違うという楽しさ         
                     さき
人間にとって読書とは、人それぞれの楽しみや、好みがわかる、便利なものである。私は、よく本を読む。その本が、オススメであると、友達に貸してあげる。友達も本が好きだから、喜んでくれる.返してくれるときに、
「ここがよかったよね!!」
というと、
「えっ。そこもよかったけど、ここもよかったと思った」
と違うところが、よかったという。本当かどうか確かめるためにもう一度読むと、やっぱり自分が思ったところがいい。ここで、人の感じ方のちがいに気が付いた.でも、そのちがいは、いけないとは、思わない。逆にちがう方が、その人が、感じていることが自分にも分かるからいいと感じた。絵でもなんでも、自分の好みで感想を言う。嫌いなものをほめる人はあまりいない。そのように、好きなものをほめない人もあまりいない。だから、人の感じ方が違うのはあたりまえである。
 もし、全員の感じ方が、すべて同じだったら、多分、人とはなすことのおもしろみがなくなるだろう。一人が
「昨日のテレビここがおもしろかったね」
というともう一人が
「そうそう、そこおもしろかったよねー」
そのあとは、「・・・・・・」となるだけだろう。話は、人と人との言葉のキャッチボールである。感じ方が違えば、言葉を投げたら、相手が投げ返してくるが、感じ方が同じなら、言葉を投げても、相手がキャッチして投げ返すことができない。そこで終わりである。それならば、話さないほうがいいし、聞かないほうがいい。聞いたところで、
「うんそうだね。」
としかいえないからだ。感じ方が違うからこそ話してもおもしろいし、違った意見を聞くことが、できるのだと感じた。
 「蓼食う虫も好きずき」ということわざがある。そのことわざのように、人には、好みがある。だから、話してもその好みがお互いに分かり合いしゃべるのがおもしろくなる。好みがみんな同じだったらしゃべってもなにしても、おもしろくない。だから、人の好みは大切だと感じた。人間にとって読書とは、人それぞれの楽しみや、好みがわかる、便利なものである。

   講評   koni


 丁寧に清書できましたね。

次回の電話は、9月2日(金)です。進級試験(作文テスト)になります。課題は、「私の長所短所」です。どんなことを書くか、考えておいてね。

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