低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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相手を受け止めるということ えあゆ
相手を受け止めるということ
文音
自然との調和こそ、我々人類が生存し続けるために避けることの出来ない原則となった。
確かに、自分の目標に近づくためには、周囲と常に直面して争わなければならない。例えば私が通っている中学校では、毎回定期テストで自分の学年順位が(個表)出される。また、最後の期末テスト終了後には、一年を通しての成績表が家に郵便で送られてくるのだ。これにはさすがの私も、驚かされ、常に自分と向き合っていくことにした。そこで、私の目標は前回のテストよりも順位を上げることなのだが、順位を上げるということは、もちろん周囲とのレベル争いになってしまうのである。
しかし、反対に周囲との調和を考えることも大切である。例えば今までに起きた戦争の原因は、ある一部の人たちが自分を中心として考え、自分にとっての利益しか考えなかったからであると私は考える。そのために大勢の国民たちは犠牲となったのである。だから、まずは世の中を「平和」にしたいと思うのならば、一人一人が周囲を思いやる気持ちを持つことから始めるべきである。そうすることによって皆で味わうことのできる「平和」に少しではあるが、絶対に近づけると私は考える。
確かに、自分の目標に近づくために、周囲と常に直面して争うことや、反対に周囲との調和を考えることのどちらも本当に大切なことであると私は考える。しかし、一番大切なこととは、自分も含めた同じ地球上に存在する我々人類、そして、人類だけでなく動植物の在り方をもっと実感することである。また、「存在するものには、良いとか悪いとか言う前に全てそれなりの理由がある。」という名言もあるように、最初から相手が悪いと決め付け、嫌うのではなく、なぜそのようになったのかというしっかりとした理由を理解した上で受け止めてあげ、誰よりも先にその人の理解者となってあげるべきであると私は考える。
講評 hota
体調はよくなりましたか? いよいよ新学期ですね。言葉の森でも今週は進級テストがあります。文音さんなら、いつも通りで大丈夫でしょうが、健康には注意してくださいね。
清書は、FAXでお願いした注意点がきちんと直って、よくなっていました。この調子で、9月からも書いていきましょう!
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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