低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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四年野外体験教室の思い出 小田急線20,000系
ぼくは夏休みを楽しみにしていました。なぜなら七月十六日から野外体験教室に行くからです。そこでぼくが目にしたのは墓地と自然でした。(書き出しの工夫)山のちょう上にこんな場所があったなんて思っていませんでした。その場所で一番楽しかったのは絵図ハイクです。絵図だけを頼りに山道などを歩くのです。ぼくは班長なので他の人にここはすべるよとか落ちそうな場所だよと声をかけました。ぼくはカに刺されまくって、ゴールに着いた時はぼくの足はまるで沖縄の海ぶどうのようになっていました。(たとえ)そして夕食です。この日のごはんはハンバーグでした。その後はまちにまったキャンプファイヤーです。
キャンプファイヤーの日は最初は十メートル位だったけど、しだいに小さくなり、二メートルくらいになってしまいました。そこでキャンプだホイを歌ったり、マイムマイムをおどったりしました。キャンプファイヤーも終わって二十一時十五分、就寝準備をしている時まさひとが
「これが終わったらウノをしような。」
と提案しました。そのさそいに陽平とぼくは
「しよう!しよう!」
と大さんせいしました。ぼくたちグループの名前はチャチャーズなので、早く準備をすませました。そしてゆきひこ、かずきなども誘って
ウノをしました。結果はゆきひこが勝ちました。が、勝利の歌は
「あぁ〜きぃ〜らぁ〜めずに〜〜生きぃるぅ〜こぉ〜とぉ〜さぁ〜」
というおんちでリズムの悪い歌でした。その歌の悪さによしのりは首をかしげました。かずきはもりあがって分かってるように聞いてました。
ぼくはかずきはおんちな歌によくもりあがるなあ・・・と不思議に思いました。(心の中で思ったこと)
そんな事を思いながら二日目が終わりました。翌日は家に帰る日です。皆で助け合いながら毛布をたたんだりマクラをおいたりいろいろ大変でした。五十嵐先生はいつものように一組を男の鬼子母神のようにしかってました。さあこれから退村式を終えてバスに乗り込みます。昼食はおさかな公園で食べました。そして平塚駅についてぼくはお迎えなしで電車で帰りました。(自分だけがしたこと)家に帰ったら四時でした。家族みんなで待っててくれました。でもキャンプファイヤーの火は帰った後もいつまでもぼくの心の中で燃えていました。
講評 yuta
●書き出しの工夫:『……そこでぼくが目にしたのは墓地と自然でした』。墓地もあったとは。夜はこわそうだね〜。
●自分だけがしたこと:いちばん楽しかったのは絵図ハイク。班長として気をつかって大変だったね。その間に足はカの餌食(えじき)に……。
●たとえ:『まるで沖縄の海ぶどうのよう』。そっ、そんなにつぶつぶに!?
●心の中で思ったこと:チャチャーズのみんなは、チャチャッと就寝準備をすませて、ウノで勝負。ゆきひこくんの勝利の歌は「あぁ〜きぃ〜らぁ〜めずに〜〜生きぃるぅ〜こぉ〜とぉ〜さぁ〜」というおんちでリズムが悪い^^;。首をかしげるよしのりくん。もりあがるかずひこくん。そして、『ぼくはかずきはおんちな歌によくもりあがるなあ……』と不思議に思った20000系くん。大人の宴会(えんかい)みたいでおもしろい。 お迎えなしで電車で帰ると、家では家族みんなで待っていてくれました。『でもキャンプファイヤーの火は帰った後もいつもでもぼくの心の中で燃えていました』。余韻(よいん)を残すかっこいい結びです。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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