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　　　自分を信じて　　　☆マリー☆

今年こそは優勝を、と団結を強めていたのだが、三年の夏休みを前にした暑い午後、宗介はコーチの浅野に退部を申し出た。夏休みの練習計画が浅野から発表されたのだが、毎日朝九時から夕方六時まで練習メニューが決められ、休日は一日もなかった。宗介が辞めたのを知った三年生のレギュラーたちが翌日から次々に退部を申し出るようになってしまった。理由が受験勉強に専念したい、という至極まっとうなものだったので、校長や教頭も口をつぐんだままだった。自分の信念を貫き通すことは良い事だ。
　（理由１）自分の信念を貫けば後悔しないからだ。私はこの前、家族でファミリーレストランにいった。私はどっちかというととてもまようほうなので、迷っているうちに姉と父はもうきまてた。わたしはちょっとこれがいいかな？と思っていたものを父が頼む事になり、私は姉のと同じのにした。しかし、それはとても辛くてあまりおいしいとはあもわなかったので、とても後悔した。私は１番最初にきめた食品に正直にしとけばよかったと思った。これからは自分の意見を通そうと決めた。
　（理由２）第２の理由は他人にあわせると、今の自分がきえそうだと思ったから。私は中学の部活がとても楽しみだった。私は走ることが好きなので「陸上部」にはいろうとしていた。しかし、六年生から仲のいい子は「バスケ部」にはいりたがっていた。そして、その子以外の大勢の子がバスケにいき、私はひとりになってしまいそうだった。けど走ることがやりたいしと思い、体験入部もひとりでいってひとりで満足した。そして今は念願の「陸上部」にはいっている。これは姉の影響かもしれない、姉も同じ中学でいろんな部活を見て「バスケ部」はきついらしくやめとき〜といっていた。でも陸上部は楽しそうやしいいんちゃう？といわれ、きてみた。その結果、とってもよかった。バスケ部は人数が多く、試合に出る人はかぎられ、その点、陸上部は個人競技なのでだれでも試合にはでれた。そして良い友達もいっぱいできた。あのとき、みんなといっしょにいけば続けてるかもわかんないし自分が自分ではなくて本当の自分はきえていたのではと思った。
　確かに他者と強調することも大切だ。しかし、「自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう」という名言もあるように、自分の意思を貫き通す方が後悔しないし、楽しく生活できると思う。

　　　講評　　　koni

　丁寧に清書できましたね。
　夏休みは、振り替え電話で頑張ってくれました。自分で時間を見つけて仕上げてくれました。よく頑張ったと思います。2学期は、学校の行事もたくさんあるし、テストもあるから大変だとは思いますが、なほちゃんのペースで進めていきましょうね。


　次回の電話は、9月1日（木）です。進級試験（作文テスト）になります。課題は、「9.1週の長文の意見文」です。長文音読をしっかりしておいてくださいね。