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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   痛みとは・・・   ラベンダー

 「うわぁ。どてん。いた〜い。」私は、一人でいつも一輪車の練習をしていた。いつも、足はきずだらけである。「いたっ。う〜しみる。」おふろに入るときは、いつもしみて、いたかった。そういう時は、足にタオルをまいて入る。しかし、いたい。おふろから上がと
消毒をしてもらう。これが、いたいのだ。次の日も、次の日も練習をした。けがはどんどんひどくなる。でも、一輪車に乗れるようになりたい!!と思いがんばったのだ。
「やった〜」とうとう乗れるようになった。今までの苦労やいたさが、うれしさや喜びに変わった。足のけがは、まるでのこぎりの歯で、ぎりぎりと足を切られているようだった。
自分に、「よくやった。次もがんばるぞ。」と、何回も言い聞かせ、たくさんの勇気わいたものだった。<<題材・表現>>
 私は、外で遊ぶのが大好きだ。よくおにごっこをする。私は、じゃんけんがとても弱くて、いつもおにになる。「よし!今日も人をタッチするぞ!」と、思って走り出す。でも、はりきりすぎで、転んでしまう。まるで、前回りをしているようにくるんと回って転んでしまう。だから、頭にたんこぶができるときがある。すると、目がうる目になってしまう。
次には、転ぶといたいので気をつけようと思う。こうして、危険なことから体を守ることができるのだろう。
 人間にとって、痛みとはなくてはならないものだと思う。いたみという感覚があるから、転ぶといたいと感じ、転ばないように注意しようとする。もし、いたいという感覚が、なかったら血が出ていても、骨が折れていても、気がつかないで命をなくしてしまうかもしれない。

   講評   kira

 ラベンダーちゃん、こんにちは。元気のいい作品が届きました。ラベンダーちゃんは、負けず嫌いで活発な女の子なのね。けがが、お友だちなんだね。先生も、そういえば小学校のころ、いつもひざにキズグスリがついてたなあ。
 痛さは「次もがんばるぞ。」という気持ちを起こさせてくれたのね。一輪車は転んだ数だけうまくなるのかもしれないね。先生も、ふつうの自転車の練習でしたが、はでにいっぱい転びました。大人になってからは、バイクの練習で転びました。でも、痛かった分だけじょうずになることがわかりました。
 おにごっこで転んで、涙が出そうになっても走るんだね。子供はそういった遊びの中から危険のありかを知ったり、自分の身を守る知恵も身につくのですね。
 あまりうれしくない「痛さ」のほんとうの値打ちがわかったね。私たちはいろんな信号に守られて生きているんだね。

  

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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