創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   他人依存   まめうしくん

 自分で判断し決断し行動する。簡単なようにみえて、じつはとてもむずかしい。われわれでも、ときとして判断に困り、大勢の意見に依存してしまうことも少なくない。しかも、そうしたほうが楽であることも、また事実である。その判断が、かりにまちがっていても、自分自身に責任があるわけではない。まして、その責任を追求されることはない。その意味でも、自分自身で判断するより、はるかに気楽である。したがって、主体的に判断して、行動したいという欲求をのぞけば、ともすれば他人や集団に依存して行動してしまいがちになる。おとなでもこんなことがよくあるとすれば、いまだ判断力に欠ける子どもたちの場合、どうしても他人依存になってしまう。しかし、われわれが社会生活を送っていく以上、自分で考え、自分自身で判断しなければならないことは当然のことであり、ときには厳しい決断を迫られることも少なくない。それなくして、一般的な社会生活を送ることすら困難といっても過言ではない。ところが、こんな当然のことがなかなかできない。したがって、よほど意識的に教育していかなければ、他人依存になってしまう。ところが、子どもたちを取りまく最近の教育状況は、これに逆行していることが少なくない。そのせいか、自分で判断できない、自己決定できない、したがって自分自身の指針をもたないまま行動してしまう子どもが多いという。
 例えば、大勢の人がふか○ り♡うをカッコいいなどといっているとする。内心、
「けっ。あんなきのこ頭のどこがかっこいいんでィ!!」
と思っていたとしても、それをいうと、
「何いってんのォ?そこがいいんじゃぁん!」
とかなんとか言われそうで、いやだから言わない。または、もうどうでもいいや。とかおもってたりする。
 他人に依存する事。生きていくうえで、必然的に起こる事なのだが、依存って何!?なぜか少しいやだ。最近の言葉で言えば、
「キモい。」
ストーカーのようなイメージを持つのは、私だけなのだろうか?

   講評   baba

<第一段落>
 要約はじょうずにできていますね。要約することで、課題文の内容がつかめるとグッドです。どうでしょうか?
<第二段落>
 体験実例を書きましたね。芸能人の評価について、友達と意見が分かれる…よくあることです。好き嫌い、価値観の違いは人間の数だけあるわけで、議論したって答えなんぞ出ない。だから「どうでもいいや」が一番平和的な解決ですね。
<第三段落>
「他人に依存すること」とはなんぞや。それは「ストーカーのよう」。なかなかするどい指摘ですね。自分の考えや価値観をしっかり持っていれば、ストーカーにはなりませんものね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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