国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   自然の素晴らしさ   はる

【第一段落 要約・意見】

 トンボ王国は、いうなればトンボと親しむためのカタログである。自然保護の場である以上に、博物館やトンボ池を見て回ることで、トンボやトンボを取り巻く環境に楽しく関わるための知識を身につける場として、活用すべきだ。やはり、直接的な関わり、たとえば、子供たちにはズバリ、トンボ採りも体験させるべきだ。その理由は、トンボそのものが、ある年齢の子供たちにとって「かけがえのない美」の対象だと考えているからだ。私は、自然に触れて生きていきたいと思う。

【第二段落 方法1・体験実例】

 そのための方法としては第一に、自然に関わる機会を持つことだ。私自身、あまり自然に関わる機会を持っていない。家周辺も、マンションばかりが建ち並んでいる。なので、自然に触れる機会があるとすれば、学校の行事だったり、旅行先だったりする。小学校五年生の時、愛知県で有名な自然の地、『旭高原−元気村』という所へ行った。そこは、見渡す限りの大自然で、今まで吸っていた排気ガスの混じった汚く、むせてしまうような空気ではなく、透き通った本当に美味しい空気だ。そして、あらゆる種類の小鳥のさえずり、虫、、、。また、凛々しくそびえ立つ濃い緑の木々。普段では、見ることの出来ない景色ばかりだ。その大自然の中で作ったご飯は格別に美味しい。少しばかり焦げていても全く問題ない。本当に、自然とは素晴らしい!と、つくづく思ったのだ。このように、普段、自然と一緒に暮らしていないので、こういう機会を大切にしたい。

【第三段落 方法2・実例】

 また第二の方法としては、自然を身近に感じられる環境を自分で作ることだ。私は、一度子供会の草取りに参加したことがある。公園の周りに生えた雑草を一本一本地道に抜いていくのだが、草に隠れていた空き缶やゴミなどが沢山出てきた。仕舞いに、その草取りはゴミ拾いへと化してしまった。やっとのことで、指定範囲内の草取り(+ゴミ拾い)が終わると、見違えるように綺麗になり、ほんの少しだが、小さな自然を感じた。

【第四段落 反対意見の理解・名言の引用】

 確かに、自然の中には思いもよらない危険もあるかもしれないが、『寒さにふるえた者ほど、太陽の暖かさを感じる』という名言もあるように、自然の良さを理解しながら、不自由な思いをしてこそ、自然の素晴らしさを理解することが出来る。

   講評   tama

【複数の方法一・二】 自然に触れて生きていくための方法を二つ挙げることができました。文明社会では、自然が次々と破壊されているため、自ら関わる意志を持たなければ、自然に身を置くことは難しいですね。

【体験実例】 実際に自然に触れ、美しい景色を見るだけで、実も心も安らぎますね。このような体験が、私たち人間には必要なのです。
 またかけがえのない自然を、自分たちの手で守っていくことも大切です。破壊されるのをただ黙って見ているだけでなく、自然環境を整備していくことも重要な任務であるといえますね。ボランティアで環境保護に関わることで、自然を身近に感じられるようになったのはとてもよい傾向です。

【名言の引用】 意見に合った名言を引用できました。

【反対意見への理解】 快適な生活に慣れている私たちには、自然環境に身を置くことで不自由を感じたり、多少の危険な目に遭うこともあるでしょう。しかし自然の中での体験は、価値観や生き方を変えるほどの力を持っています。自然に触れる機会を失わないようにしたいものですね。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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