創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   目標はあきらめるな!!   ミーナ

 自分で判断し決断し行動する。簡単なようにみえて、じつはとてもむずかしい。おとなでもむずかしいのに、いまだ判断力に欠ける子どもたちの場合、どうしても他人依存になってしまう。しかし、われわれが社会生活を送っていく以上、自分で考え、自分自身で判断しなければならないことは当然のことであり、ときには厳しい決断を迫られることも少なくない。いまの学生はたんなる「指示」を求めているのではなく、「テーマ化された指示」を求めていることもまちがいない。つまり、かれらは自分で考え、判断し、決断するといった作業に慣れていないといってよい。
 確かに、他人の意見を聞き、それに合わせるということは大切だ。例えば、食べに行ったとき「これにする」と友達が言ったら自分が選んでいてもなんだか美味しそうに見えてきて「それじゃあ私も」となってしまうことがよくある。また、買い物に行ったときも「これカワイイから買う」といわれると、目にもとまらなかったものが急に可愛く見え、「私も買う」となってしまう。それに、服などを選んでいるときもどちらにしようか迷ったら友達の意見を聞く。
 しかし、自分で判断し、決断、行動することも大切だ。例えば、自分の意見が言えずに友達と同じ物を選んだとする。しばらくして、やっぱり自分はあれを選んでおけば良かったと後悔する。社会にでても自分で決めないと痛い目にあうことがある。例えば、仕事に就くときだ。こればかりは友達がそこにしたから私もそこに、と言うわけにはいかない。自分の得意なこと不得意なこともあるし、興味のあることないことも違う。なによりもいい大人になって「○○がそこにするって言ったから・・・」と言っていたのでは情けないし、恥ずかしいと思う。
 確かにどちらも大切だが、「始めることも大切だが、やり遂げることの方が、もっと大切である。」という名言もあるように、自分で行動するにせよ人に助言してもらってするにせよ、自分の目標に到達できるようにすることが真の目的なのだから、その方法はどちらでもかまわないと思う。(総合化の主題)

   講評   hota

 今回も要約はOKです。読解はかなり身についてきましたね。もう3年近くも、言葉の森の難しい長文を読み続けてきているミーナさんですから、それも不思議ではないでしょう。
 ミーナさんのよいところの一つが、「自分なりの理解をきちんとして、自分の言葉で語れるようになる」ということですね。今回の実例にはそれがよく表れています。自分らしい実例を探すのがとても上手ですね。これからはもう1ランクアップして、片方の意見には必ず「社会実例」が入れられるよう、頑張ってみてね。これからは、一緒に「社会実例探し」をしてみましょう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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