創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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私は物事を行う時には自分の力を使って1人でやることは大切だと思う。
例えば宿題。宿題は先生が配布し生徒が家庭で自分の力を存分に発揮してやるもののことだ。しかしこの宿題の本当の意味を理解しないで、
「ねぇねぇ、○○ちゃん、宿題やった?あっ!写さしてくれない?」
とこんな風に人の努力の塊を平気に写して、自分でやった気になっている人がいるのが現状だ。私も実際何度もお願いされた。しかし言われた方からしてみれば、「なんでせっかく昨日頑張ってやったのに、アンタは私のをほんの5分で写して宿題をやったことになっているの?ずるいよ。」と思う。
しかし、他人の力を借りて物事をやり遂げるのも大切なことだ。
例えば家などの1人では不可能な大掛かりな仕事。もし家を一人で作ろうとすれば、どれだけ時間をとり、どれだけ怪我をすれば完成するだろうか。私の場合なら上の世界から毎日降りてきて作り付けないといけないのでは・・・(笑)どんなにベテラン大工さんでも1人で家を建てるのは不可能なことに違いない。まさに三人寄れば文殊の知恵だ。
ところで最近私の家の前のお宅で建て替え工事があった。その工事の様子を私は一部始終見ていたが、一人の人が最初から最後まですべてやっているわけではなかった。いくつかのグループに別れ、何日かごとに仕事に来ていた。屋根のグループ、柱のグループ、庭のグループなどなど。1人でやることは不可能なのだ。
しかし1人でやる、他人の力を借りてやるとどちらかが大切なのではなく、時と場合を考えて臨機応変に考え方を変えていくのが大事なのではないか。どちらか一方の考えにとらわれていると、すばらしい事柄はおきないのだ。『出来上がった規則を何とか守ろうとすることよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である』という名言があるように人は360度すべてをいつでも見渡していることが大切なのである。
講評 mako
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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