国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
日本の考え A.L
私は、日本社会の組織や仕組みが世界の動きについていけないのは問題だと思う。その原因は、日本の精神論にあると思う。何でもかんでも我慢して耐え忍ぶのが良いという考えだ。例えば、スポーツは本来楽しむものである。ところが、学校の部活ではプロになってそれで生きていく人はほとんど皆無なのに、朝から晩まで練習しているところもある。それで楽しいのならばまだ良いが、レギュラーが取れず、そのストレスなどで問題を起こすという本末転倒な事件も起きている。
また、日本の経済が大きく発展したのにも関わらず、未だに質よりも量を優先しているからだ。スポーツにおいては、優秀な子供を広く集めて英才教育を施しているが、学問においてはほとんど行われていない。国際科学オリンピックへは最近になって参加し始めているが、国会や世論で教育について言われるのは、専ら平均的な生徒(全体)についてばかりである。科学技術立国だとか、天然資源のない日本の資源は人材だとか、政府は言っているが、それは労働者の数のことのようである。ノーベル賞受賞者何人とかいう目標も言っていたが、研究の現場のことのようで教育の現場は関係ないようである。それとも、教育は私学にまかせるために私学助成金を出しているのだろうか。
確かに、多くの労働者はいなければならず、経済成長を支えた思想は残るであろう。しかし、「成長とは保守ではなく、革新である」というように私は日本は発展途上国としての日本と決別し、改革を進めて先進国としての日本になるべきだと思う。
講評 kira
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