国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   本当の幸せ   えあゆ

   本当の幸せ
                 文音
 現在の日本の社会は、ヨーロッパ文化の長所を取り入れて、且つ短所を取り入れずに新しい文化を創っていかなければならないのである。
 確かに、日本社会では、個人の自立をもっと主張させるべきだと私は考える。例えば私が通っている中学校では、生徒一人一人がしっかりとした自分の意見を持っており、小論文の授業の際行われる「デイベート」では、激しい口論となり、毎回数人の先生方が授業参観をしている。私は、このような私の友達たちが、これからの社会を背負っていくことによって、日本・世界の社会の何かがきっと改善されると思う。しかし、私はその前に、そんな友達たちに負けないよう自己主張ができるように努力しなければいけない。(笑)      
しかし、集団で団結して動けば、大変大きな力になるとも考えられる。例えば、私が毎日通っている京都でも、以前テレビで放送されるような大きな出来事があった。それは、高層ビルやマンションの建築問題。やはり、日本の誇りである歴史が多く眠っている京都に古くから住んでいる人たちは、この問題に猛反対し、大勢の住民らで反対運動をした。これに対し業者側は、あまりにも多くの人達が団結して反対されたので、見事建築の考案を撤去することができたのである。このとき私は、大勢の人々の何かに対する団結力に改めて驚かされた。
 確かに、現在の日本社会では、個人の自立をもっと主張させることも、集団で団結するということもどちらも大切なことである。しかし、一番大切なことは、これらのふたつともが成り立つ社会・地域を皆で考え、皆の手で創りあげていくことである。また、「短所をなくす一番良い方法は、今ある長所を伸ばすことである。」という名言もあるように、同時に幸福というものも同じであると私は思う。本当の幸福というものは、それぞれが持っている小さな幸福から人が努力することによってやっと誕生するものなのである。これから私たち人間いや日本人も、いち早くその本当の幸福という場所にたどり着かなければならないのであると私は考える。そのためにも私は、毎日の何気ない幸せを大切にしていき、大きな幸福へと実らせていきたいと思う。

   講評   hota


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