創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   優しさと自立   

子供が成長するにつれて知らず知らずのうちに自立心も養われている。だから、この世の中には子供部屋があって、『自分で考えなさい。』とよく耳にすることがある。だが、いったいドイツのように自立を優先させた教育をするべきなのか、日本のように優しさを優先して子育てをしていくべきなのか。いったいどちらがてきしているのだろう。
『個人の自立』を優先した子育てをしていくのならば、将来しっかりとした子供へと成長していくであろう。私はドイツの子供には『すごく大人のようにテキパキした性格の持つ人たち』というイメージを持つ。正直、テキパキしすぎて優しさが物足りないのではないかと思うところもある。それは日本人の性格とは正反対で長所と短所でもあるだろう。
その逆に『優しさ』を優先して子育てをしていくやり方だってある。それは典型的な
日本人のやり方であって、すごくほんわかしたイメージを持つ。『まだ小さいから。』『もっと大人になってから。』それが子育てをする親の口癖にもなっていうのかもしれないと思う。また、優しさをもとめる日本でもしドイツのように自立重視の教育をする家庭があったとするのなら少し目立つところがあるにちがいない。『隣の家の人は厳しい』などと家庭の教育は自由なのに他人事ながら一歩おかれるであろう。
個人的に私は、あまり甘やかされた教育は自分のためにならないと思う。時には甘えることだってあるが毎日『まだ中学生だから』と世界をちぢめてしまうのは何かもったいない気がする。
だが、いずれにしろ家庭の教育方針などとはその人にあった教育でいいのではと思う。無理にヨーロッパ式にしなくても子供が育つのならどんなやり方でもいいはずだ。一番適しているのは自立と相互と助け合いをすることである。自立をするために常識の家設計図には部屋々にしきりをつけ、相互の助け合いをするために隣人という存在がいて回覧板があるのである。それらを両立させられたのならばきっといい人生にすすむことができるのではなかろうか。

   講評   mako

 内容はいいね。今回は、文章をちょっと書き直してみました。ちょっとした言い方で印象が変わるという例です。主語を入れるか省略するか、語順をどうするか、そういったことを考えるだけで文は表情を変えます。そのおもしろさを味わえるようになるとすてきです。
 日ごろ甘やかされていてもったいないと感じている体験があるなら書くといいね。体験実例は具体的なほどイメージがふくらみ説得力が増します。

★子供は成長するにつれて知らず知らずのうちに自立心も養われている。ドイツのように自立を優先させた教育をするべきなのか、日本のように優しさを優先して子育てをしていくべきなのか。いったいどちらが適しているのだろう。
★『個人の自立』を優先した子育ては、将来しっかりとした大人へと成長していくであろう。ドイツの子供には、大人のようにテキパキしたイメージを持つ。正直、テキパキしすぎて優しさが足りないのではないかと思う。
★その逆に『優しさ』を優先して子育てをしていくやり方もある。それは典型的な日本人のやり方であって、ほんわかしたイメージを持つ。『まだ小さいから。』『もっと大人になってから。』それが子育てをする親の口癖にもなっている。
★また、優しさをもとめる日本で、もしドイツのように自立重視の教育をする家庭があったとしたら少し目立つにちがいない。家庭の教育は自由なのに『隣の家の人は厳しい』などと他人事ながら一歩おかれるであろう。
★私は、あまり甘やかされる教育は自分のためにならないと思う。時には甘えることも必要だろうが、毎日『まだ中学生だから』と世界をちぢめられてしまうのは何かもったいない気がする。
★いずれにしろ家庭の教育方針はその人にあった教育でいいのではと思う。無理にヨーロッパ式にしなくても子供が育つのならどんなやり方でもいいはずだ。一番大事なのは自立と助け合いを両立することである。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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