創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
くっくっくっ物語 いぬま
「くっくっくっ。」
とかしらは、笑いが腹の中からこみあげてくるのが、とまりませんでした。
「これで弟子たちに自慢ができるて。きさまたちが、ばかずらさげて、村の中をあるいているあいだに、わしはもう牛の仔をいっぴき盗んだ、といって。」
人から冷たい眼でばかり見られてきました。池の面(おもて)にうかんでいる鯉でさえも、自分が岸に立つと、がばっと体をひるがえしてしずんでいくのでありました。あるとき猿回しの背中に負われている猿に、柿の実をくれてやったら、一口もたべずに地べたにすててしまいました。みんながじぶんを嫌ってたのです。みんながじぶんを信用してはくれなかったのです。
そこで、かしらはいま、美しい心になっているのでありました。<三文抜き書き>
悪口をいわれたとき僕は、ちょっと嫌な気分がします。たぶんかしらもへんなのとか悪口を言われて嫌な気分がしたんだなあと心の中で思いました。
僕は学級委員です。そして毎日みんなぼくのことを学級委員とよぶのです。しかも前の学級委員は学級委員とはよばれずぼくだけなぜか学級委員とよばれるのです。なぜぼくが学級委員とよんでほしくないのは、まるで僕の名前が学級委員と思ってしまうからです。
講評 miri
9月の清書が終わりました。今学期は落ち着いてよくがんばりましたね。
さあ、新学期だ!
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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