創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
相互理解 フェデラー
私達は、近隣同士、共同体内で相互の理解を深め、問題解決を図るべきだ。(主題)
その方法として第一に、コミュニケーションを積極的にとることだ。(構成)最近私のクラスでは文化祭のクラス企画について議論が繰り広げられているのだが、相互理解が深まっているためか、難解と思われた議題も、すんなりと解決することができた。私たちのクラスは、教師の間で『おしゃべりなクラス』と噂になるほど名が通っているがそのおしゃべりが功をなしたのだろう。携帯電話の普及が、日本人のコミュニケーション能力が低下を招いたという新聞記事を目にしたことがあるが、私のクラスで低下するのは専ら、テストの平均点である(笑)。(表現)
また第二の方法として、地域活性化を目的とした地域行事などを社会が積極的に催すことだ。(構成)高度経済成長期から、日本国では集合住宅が増加傾向にある。集合住宅は一戸建てに比べ、近所付き合いや地域との関わりが必然的に薄くなるので、相互理解をより深めるには地域行事を催すことが大切だろう。例えば盆踊りは、幼児から高齢者まで年齢を問わず、誰もが参加できる点で有用な行事である。そしてこれからの季節といえばやはり運動会だ。とりわけ、地区対抗戦は、地区の命運をかけた真剣勝負が展開され毎年良き交流の場となっている。一体今年はどんな名勝負が見られるのか、今から楽しみだ。
確かに、法に頼って白黒つけることは簡単だ。(主題)ましてや地域のコミュニティが崩れ共通の社会ルールが少なくなった現代では公的な解決の場を求めるのは仕方ないことかもしれない。しかし、私達は人間関係の揉め事については、相互の理解を深め共同体のルールを作っていくような方向で、話し合いで解決する努力をすべきだと考える。「相互理解とは、裁判で白黒つけることではなく、話し合いで互いに認め合うことだ。」(表現)私達は、近隣同士、共同体内で相互の理解を深め、問題解決を図るべきだ。(主題)
講評 mako
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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