創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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スポーツの爽快感 読書の神
「カキーン。」僕は野球が好きだ。幼稚園に行っているときは、まったく好きではなかったのに。もう少し正確に言うと幼稚園にいるとき好きな遊びはなかった。あったかもしれないが覚えていない。野球は、すっきりする。なぜなら、打つとよく飛ぶからだ。それに投げるのも面白い。やるときはお父さんとやる。僕は4年生になってもう少し好きな遊びができた。それはテニスだ。好きな理由はすきをついたり、スピンを使ったりするのが面白いからだ。
このテニスと野球の爽快感を味わうには実際にやってみることが一番良いが分かるように例え話で話そう。まず野球の爽快感はボクシングで相手をぶちのめしたような感じ。テニスは剣道で一番難しい技を決めたような感じ。(例え)このような例え話ができる。スポーツというものはあんがいほかのスポーツと似ているのかもしれない。
昔僕は走り回っているばかりだった。(前の話)昔はそれが楽しかったのかもしれない。でも今となってはもうそれだけだとだめになっている」。今僕のやりたいものは道具を使い頭を使うスポーツが良い。このことからわかるように昔はなにも知らなかったということだけだ。
スポーツとは「人の振り見てわが振り直せ。」ということが大事と分かった。(ことわざ)いつもボールは僕を待っている。(書き出しの結び)
講評 jun
<構成>●書き出しの結び
今学期は、書き出しをうまく使って結びを工夫する練習をしていきます。そのためには、これまでどおり、書き出しを工夫しておく必要があります。
今回は、書き出しの音をうまく結びにつなげることができました。「ボールは僕を待っている。」と、擬人的な表現を使ったところもうまいです。
<題材>●前の話・聞いた話・調べた話
今学期は、現在の自分の話だけではなく、昔の話やお父さん、お母さんから聞いた話を入れます。
今回は、自分の昔の話を書くことができました。成長とともに、遊びに求めるものも違ってくるようですね。
感想文課題のときも、似た話をお父さんやお母さんに聞いてみましょう。
<表現>●たとえ
野球をボクシングに、テニスを剣道にたとえることができました。同じ爽快感でも微妙な違いがあるのですね。
<主題>●わかったこと
ことわざを引用しながら分かったことが書けました。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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