国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   良い『制服』とは (清書)   えうや

 僕は、生活のリズムから外れて自由に生きるのも良いと思う。
 自由に生きることが良いと思う一つ目の理由は、好きなことをやれて、考えがまとまりやすいからだ。僕の体験では、今年の夏休みは学校で計画表を立てた。一日の間に何をやって、何時に起きて何時に寝るということまで事前に決めてあった。しかし、最初の方は我慢ができたが、最後の方になると、もう無理だな、と自分でもわかってきた。計画表を見ずに一日を過ごした。もちろん計画通りのはずがない。しかし、勉強はいつもよりもはかどった。なぜだかわからないが、間違えたところをやり直しと、テストに出そうなところをやっているだけだった。それからはこのやり方が良いと思い、夏休みのあまりはそのやり方で過ごした。そしてテストの結果は、とても良かった。
 二つ目の理由に、決められたものに縛られていたら、楽しいことが無くなるからだ。僕もこのようなことを体験した。僕が五年生のとき、六年生は大会があったから、六年生と別の練習メニューで練習していた。六年生にはコーチからのきつい練習メニューが送られてきて、五年生は自由にやれ、という感じだった。その時はいつものつらい練習をしなくても良くて、とても気持ちが晴れ晴れとしていた。みんなで練習メニューを考えて、面白いメニューばかりやっていた。メニューに縛られている六年生の、今にもひからびてしまいそうな顔を見て、やはり自由はいいなぁ、としみじみ思った(笑)。
 確かに計画通りに行動するのもよい。しかし、自分でいろいろ考えて行動するのは、もっと良いことだ。「人はその制服のとおりの人間になる」という言葉がある。僕はそれは悪い意味にもなると思う。悪い環境の中では悪い人になってしまうのなら、自分で『制服』を作って、そこで自分の一番良い方法を見つけて自由に生きるのも良いはずだ。

   講評   tama

 いつもの健くんらしい、伸び伸びとした文章がいいですね。自分自身というものをしっかり見つめているからこそ、自由な発想や、ユニークな意見が書けるのだと思います。
 今月も、とてもよく頑張りましたね。


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