創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私の好きな遊び   チェリー

 「見て指輪が出来たよー。」(書き出しの工夫)
 私の一番好きな遊びは、ビーズだ。なぜなら、私はデザインを考えたり、作るのが好きだからである。私はビーズで、指輪や腕輪などを作る。少し前までは、指輪を沢山作っていた。色々な種類の指輪を作って、自分でしたり、人にあげたりした。
 私は前に友達から教わった事がある。それは、二つのラインが交差していくデザインの指輪である。始めに、ビーズがどのように交差していくか、デザインを決める。次に使うだけの糸を切り、自分のデザインしたビーズをいれる。この時に気をつけることは、ビーズを落とさない事だ。落としたら、拾うのにとても時間がかかる。なぜなら、まるで塩のつぶように小さいからだ。(たとえ)その後、二つのラインが交差するところに、色が違うビーズを入れる。その繰り返しを指のサイズ、三分の一くらいの長さまで作る。次に指輪の一番メインの部分を作る。ここには、少し派手なクリスタルビーズなどを使うと良い。そしてまた交差するラインを作り、最後に糸を結ぶ。これで指輪の出来上がりだ。
私は教わった通りに指輪を作ってみた。一つ作るのにだいたい15分くらいかかった。(前の話)
 母に聞いた話では、母が小学生の頃、やはりビーズをやっていたそうだ。しかし、今私がデザインしているような難しい形の指輪やイヤリングは作ったことがないそうだ。近年、主婦の間にビーズが流行っていて、近所のおばさんもビーズをやっている。私も将来ひまがあれば、ビーズをやるであろう。(聞いた話)
 指輪以外に私は、イヤリングをよく作る。イヤリングも指輪のデザインにあわせて作ることが多い。しかし、イヤリングは両方の耳につけるので、同じ物を二つ作るので大変だ。特に難しい所は、最後に、出来上がったイヤリングを耳にはさむ部分の部品につける所だ。そこの部分は、よく失敗をする。しかし、何回もやったから出来るようになった。「失敗は成功のもと」という、ことわざがあるように、失敗した部分を反省し、それを改めていけば本当に出来るようになるものだ。(ことわざ引用)
 遊びというものは、人生の中で必要なものという事が分かった。子供だけでなく、大人も遊びが必要なのである。ビーズは、デザインや色彩を想像してから作らないと、失敗したら全部こわさないといけないので、頭を使う遊びである。しかし出来上がった指輪を見ると、とても満足するので、これからも続けたいと思う。(書き出しの結び)

   講評   unagi

 <1>好きな遊びを具体的に説明しています。「〜だ、〜である」も、きちんと使って書けましたね。
 <2>「前の話」:友達から教わった内容をくわしく書いています。読む人がよく分かるように、上手に説明していますよ。「たとえ」:「まるで塩のつぶの・・・」上手いたとえなので、「この時に・・・時間がかかる。」の部分にますます納得します。
 <3>「聞いた話」:お母さんの話を書きました。過去と近年の話の両方を挙げているので、深みがあります。また、未来の話をつけ加えるセンスがあります。

 <4>イヤリングを作るときの難しい点に注目した段落です。ことわざの引用、ぴったりです。「何回もやったから・・・。」という、実体験ならではの話を書くことができました。
 <5>「分かったこと」:「遊びというものは・・・。」自分だけの主題とせず、一般化しているところが素晴らしいと思います。「頭を使う遊び」という説明が、「これからも続けたい」根拠を示しています。「書き出しの結び」を活用し、満足感を上手く表現しています。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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