創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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他者サイコ− ドクロ
他者サイコ−
他者の存在を意識するというのはとても良いことだと思う。
理由は二つある。一つ目の理由は他者の存在が増えれば増えるほど自分の存在が見えてくるからだ。例えば友達が自分を頼りにすれば自分の存在価値が増える。さらに頼りにされればうれしくて、良い気分になれるだろう。ぼくは、家族に頼りにされている?理由は
父が単身赴任で違う場所に住んでいて、ふだんは、ぼくが父の代わりをやっているからだ。例えば、弟のめんどうをみたり、家のかたづけをしたり。なのでぼくは、家族に頼りにされている。つまり、自分の存在価値を実感できているということだ。
二つ目の理由は、他者がいれば安心できるからだ。友達なしで、一人寂しく過ごすより何人もの大勢で過ごした方が楽しい。友達だけでなく親が子供をかまってあげないと。その子供は、あまり良い大人へとなっていかない。つまり、親や友人など他者との関わりは、つながっているという安心感のために必要なのだ。
反対の意見で友達は作らないほうがいいという意見もある。一つは自分の存在価値がない。友達を作っても別にいいことなんてないと思いこんでいるのとか。友達を作ったら、大変なことがたくさんある。それがめんどうだ。という意見もあるが,ぜったい友達は作った方がいいと思う。友達を作ったら大変なことは多いけれど、その分楽しいことや得ることはもっと多いはずだ。
もくは、自分のためにも絶対他者との関わり合いは必要なんだ、ということがわかった。
講評 nara
「他者」という硬い表現と「サイコー」という軽いノリとのギャップが妙なおもしろさをかもし出しているよ。前の作文のいいところを活かしつつ、中身を深めるということで、「他者」を使ってみたけれど、清書してみてどうだったかな? 前の作文と読み比べてみてね。
この作文は10月1週分として送信されていたけれど、9月清書に訂正しておいたよ。送信した週ではなく、課題がどの週のものかで週を登録してね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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