国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   適応力   うらね

 エアコンが普及してから季節感を感じなくなっている。夏にしろ冬にしろ室温は20度くらいになって、季節によって温度の変化がない家庭が多い。せっかく四季がはっきりしていて生活するのに最適な環境であるのに、我々はその四季を喜んで実感しようとしていない。もし、四季がなかったなら、今のような日本の独自の文化は生まれてこなかったのだ。だから、私は季節感のある人生を大切にして生きていきたい。
 その方法として第一に、いろいろなことにチャレンジしていくことだ。いろいろなことをチャレンジするということは、いろいろなことを体験するということである。いろいろなことに挑戦することによって、変化に適応していく能力が自然とついてくるのである。そうすることでどんな状態に陥った時でも、早くその環境に適応していくことができるのだ。だから、いろいろなことを体験していって、適応能力をつけていくことが必要である。
 その方法として第二に、物事を可能にしていく意欲をわかせることだ。エジソンも自分の目的の達成を可能にするため、一生懸命研究してきたのである。そうして、発明王と呼ばれるくらい偉大な人物になったのである。だから、環境の変動に慣れることを可能にするために何かしら努力することで変動に慣れるのが早まるのである。だから、環境に慣れるためには可能にしようという意欲が大切である。
 確かに気温の変動により、体のリズムが壊れてしまうかもしれない。しかし、「寒さに抵抗するいちばんよい方法は、寒さに満足することである。」という名言があるように自分から季節の変化に慣れようとしなければならないのである。だから、私は季節感のある人生を大切にして生きていきたい。

   講評   miri

<第1段落>うまい導入です。はっきりと自分の見解を記すことができました。
<第2段落>将貴さんなら、まず何にチャレンジするでしょうか。具体的な例が入ると説得力が増しますね。
<第3段落>意欲をわかせることが大切、かなり抽象的な方法ですね。そこでエジソンの逸話が生きています。難しい説明だったと思いますが、わかりやすく書けています。
<第4段落>結びの形がよくできています。自分の意識が大切ということがうまく言えていますね。平凡な意見でなく、よく考えた独創的な意見です。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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