低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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修行あるのみ!! PINPA
私は知恵、自分で考えることは非常に大切なことだと思う。
例えば悪口。日常生活をしていると、必ず出てくるのが人の悪口。
「○○さんってこの間▽▽していたんだよぉー。」
とかって。しかし、実際に噂というものにはたくさんの嘘も混じっている。もし、これを気にせず噂を全部信じてしまえば他人を傷つけることになる。しかも自分との今までの思い出を踏みにじるように。やはり、どんな噂も自分で考えることは必要なのだ。
そして、知恵の言葉と言ってもいいほどの名言。偉人アインシュタイン、ナポレオンなど今世界でいわれているこれらの人々は大抵が知恵をたくさん持ち、世の中に強く貢献している。ちなみに私が今好きな言葉はこれだ。「人は自然が無いと死んでしまう。しかし自然は人がいなくても生きていける。」これは自然を人が今破壊していることを呼びかける人間への忠告を物語っている。このように名言は一言でその人の心のうちまでを表現できるまさに典型的な知恵の言葉なのだ。
しかし、情報、基盤となる柱が絶対に必要な時もある。たとえば台風。もし、朝に台風が来て洪水警報や大雨警報などの警報が出てもいないのに
「ヤッター!!台風接近してきてるし学校休みだー!!」
なんて勝手に学校を休んでしまっては絶対にいけない。このように皆同じと決まっている事柄に対しては勝手な判断をせず、情報に頼るべきなのだ。集団行動をする上では非常に大事なことである。
ほかにも数学の問題。数学の問題というのは国語と違い、答えが必ず一つしか出ないと決まっている。マイナスが抜けているだけでも、数字が一つ違っているだけでも、間違いは間違いなのだ。
このように情報という一つの決まりきった事柄が便利にこの社会では活用することはいくらでもあるのだ。
しかし一番大切なのは自分で考えること(イコール知恵)でも基盤となる柱(イコール情報)、どちらでもない。一番大事なのはそれを臨機応変に何でも情報を基盤とし、知恵を使って物事を考えるのが一番大事なのだ。ケーキを作る時に、スポンジ=情報の周りに、生クリームなどのトッピング=知恵をコーティングし始めておいしく正しく物事を判断できるようになるのだ。
しかし私のようにまだ、人間をやって14年の若造は人生経験初級というコトで知恵を見につけ、情報を身につけ一流の人間となるための修行をしなければならない。忍者だって初めから何でも上手く出来たわけではない。変装も手裏剣も屋根を次から次へと飛んで行くのも出来えるわけではない。柱となる情報を身につけ、長年忍者をすることにより知恵を蓄え一流となる。人間も忍者も同じ。何事にも最初は根気よく、情報をモットーに知恵を蓄えることが大切なのだ。修行あるのみ!!
講評 mako
情報や知識と知恵との関係は単純に対立するものではありません。それぞれの関係は、意味をはっきり区別して確認しておかないとややこしくなるので気をつけましょう。
自分で考えること=知恵としてしまわない方がいいね。知恵は正しい判断能力も含まれる感じなので、第一の意見ではなく総合化のときに出した方が流れがいいです。
★私は自分で考えることは非常に大切なことだと思う。一方、情報や知識を得ることも大切である。しかし、もっとも大事なことは情報や知識の量でも考えることでもなく、日々の生活の中でそれらを生かし、知恵をはたらかせることだ。
意見を総合化するとき、その場に応じて対処するというようなあいまいな書き方はできるだけやめて、視点の違う新鮮なグレードアップした意見が考えられるとすばらしい。(むずかしい)
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