創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   FUSIGI〜ふしぎ〜   ウンディーネ

 子供の世界は「ふしぎ」に満ちている。小さい子供「なぜ」を連発して、大人にしかられたりする。しかし、大人にとってあたりまえのことは、子供にとってすべて「ふしぎ」と言っていいほどである「はてな」に対して、大人に答えを聞いたり、自分なりに考えたりして、子供は、自分の知識を蓄え、人生観を築き、吸収していく。時に、自分なりに「ふしぎ」なことに対して自分なりの説明を考えつき、自分の答えに満足する。たとえば子供が親に「なぜセミはミーンミーンって鳴くの」と聞くと、親は「なぜでしょうね」と答える。すると子供は「お母さんを呼んでいるからだ」というふうに自分で答えを考え、そして納得する。外的な現象と、子供の心に生じるものが一つになって物語の結晶となっているのだ。私は、「ふしぎ」を持つことは大切だと思う。
 その理由としては第一に、不思議に思うことによって、さまざまな新しい発見があるからだ。ふしぎに思っていて頭のなかから気になることがいっぱいになってしまう。また、こどもの時にいろいろふしぎに思っていいと思う。大人になっていくうちに、小さい時何にふしぎが解決せずにわからなかったから恥ずかしい思いをしてしまうからだ。科学の発達についても、たくさんのふしぎに思う気持ちがあったから発見もできたのだと思う。例えば、こどもに何か質問をされた時に自分なりの説明をするとなんだか自分までが自分に教えてもらっているような気がしてくるだろう。
 また、第二の理由としては、「ふしぎ」に思う気持ちがないと毎日の生活が楽しくないからだ。身の回りに不思議なことが起こるとそのことについて深く追求するのが人間の道理というものでありそのことに興味を持つことがよくある。私の身近な例をあげよう。あるとき私は歩いていた。ちょうど私の目の前を対向車線から来た救急車が横切った。横切る前救急車は「ピーポーピーポー」と鳴らしていた。ところが、横切った瞬間、すなわち、私の後ろを走っていったとき「パーポーっパーポー」と音が変化したように聞こえた。なぜこのようになるのか気になったので調べてみた。どうやら、音の性質に関係があるらしい。データの一ヶ月に読んだ本という調査で小学校高学年は5.6冊と一日に読む読書量によって発見したりすることもあると思う。
 確かに、不思議に思うだけでは成長しない。しかし、『存在するものには、良いとか悪いとかを言う前に、すべてそれなりの理由がある。』という名言があるように、不思議に思う気持ちを抱き、その不思議を解明しようとすることは必ずプラスになるはずだ。だから私は「ふしぎ」を持つことは大切だと思った。

ペンネームの変更 ウンディーネ→スウィートポテト

   講評   takeko


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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