創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ??kodomonokoro,watasiha   mikan

 子供のころ、わたしは、「ノーの一語」という見だしの文を読んだことある。言葉の生活には、ときどき、いいにくいことばがあらわれて、わたしたちのことばを、にごらせたりゆがませたりする。一般に、「ください。」とか「おねがいします。」とかいう依頼のことばや、「すみません。」とか「ゆるしてください。」とかいうようなわびのことばも、言いにくいものである。しかし、自分の失敗や、欠点や、無力さを、みずからみとめる自己否定のことばだからである。
 この話ににたものがある。それは、ある日のことだった。
「こぼしちゃった・・。」
私は、お風呂に入り終わって、洗面所のドアを閉めて、着替えようとした時、洗剤が、少しこぼれてしまったからだ。こぼれた理由は、たぶんバスタオルが洗剤にあたり、その衝撃で、倒れたと思う。私のあたり一面洗剤だった。最初は、どうしよう、どうこぼれしようとまよっていたが、しばらくして、あることにひらめいた。それは、こぼれたを端によせるということだ。でも、お母さんにはばれなかった。お母さんに、ばれなかった時は、ホッとした。
 「貸してね。」
「え・・・うん・・・。」
「じゃあ、かりるぞ〜。」
ある日のことだった。M・Tさんに鉛筆を2・3本貸すとき、わたしは、筆箱の中にはいっている鉛筆の数は、5本しかなかったから、貸そうかかさないかこまっていて、その結論結果は、かさないとでたが、ほんにんにはいえない。まるで、m・Tさんの秘密のようだ。(m・tさんの秘密はありません)結局、かすことにしてしまった。でも、赤ペンなどはかせなかった。なぜかというと、1本しかなかったからだ。 
 この話をよんで、わかったことは、自分で思ったことは、正直にいうことがわかった。

   講評   miri

<構成(こうせい)>要約がたいへんじょうずに入りましたね。しっかり読んでいます。
<題材(だいざい)>たいへんでしたね。あたり一面洗剤のにおいになったのでは・・・・実はお母さんはわかっていたりして。。。
 このもじもじしたやりとりこそ、この長文の主旨にぴったりですね。うまい使い方です。
<表現(ひょうげん)>まるで、を使ったたとえが入りました。なぜ秘密のようなのでしょうか。もう少し詳しく書けるとよいですね。
<主題(しゅだい)>正直に「言ったほうがよいことが」わかった、としたほうがわかりやすいでしょう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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