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　　　あなたがはたとくと（清書）　　　チェリー

　「おいしいね、手作りのごはんは！！」
オーガニックショップで買った、出来上がった食べ物も、もちろんおいしいが、私は母の手作りのごはんが一番おいしいと思う。なぜなら、心がこもっていて私の事を考えて作ってくれているからだ。私は加工品をほとんど食べたことがない。私も将来母のように、おいしいごはんを作りたい。
　私は誕生日カードを作る時や人にカードをもらう時も手作りが好きだ。私は誰かにカードをあげる時に、心をこめて作ってあげたい。なぜなら、そのカードをあげる人に、自分がその人のことを考えて作っていることを分かってほしいからだ。また、その人に喜んでほしいからだ。私は、姉や父や母にカードをあげる時も手作りであげる。そして、私も誰かからカードをもらう時、やはり少し字が下手でも手作りの方が嬉しい。「山高きが故に貴からず」ということわざがあるように、見た目が少し変でも、中味が大切だと思う。もちろんコンピューターでも良い面もあるが、私は手作りの方が気に入っている。
　母から聞いた話では、母が小さい時、母のお母さんは手作りでパンや洋服を作ってくれたらしい。今も母は、お母さんが作ってくれた洋服を持っているそうだ。３０年も前のものだが、大事に保存してあったので、それを姉がこの前使った。母のお母さんが作った洋服だから、きっと姉も着やすかったと思う。何年かしたら、私も着る時がくるだろう。
　私は自分でアクセサリーを作る時は、とても大変でまるで一生かけて作ったように思える。けれども、出来た後はとても嬉しい。苦労して作った物だから、大事に使おうと思う。また旅行に行った時に、出店で手作りのアクセサリーを買った事がある。作っているところを実際に見せてもらい、同じデザインでも、手作りなので少しずつ形や色合いが違い、機械でつくったようにすべて同じではなかった。作った人の顔が今でも思い出されるので、いつも大事にしている。
　私はこのようなことから、手作りは今も人間にとって大切な物だということが分かった。そして、心がこもっていて使いやすいという事も分かった。手作りの物は作った人を思い出すから、いつまでも大事にとって置けるものだと思う。

　　　講評　　　unagi