創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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友達との協力 えひな
私は、友達との協力で心に残っていることが二つあります。
その一つは、委員会でドッチボール大会を企画してがんばったことです。私は体育委員会です。十月十七日から、十月二十一日までだったのに、いろいろな行事とかさなって長びきました。たまに、私達の言うことを聞いてくれないときがあったりするので困りました。休み時間にやるので休み時間がなくなるのでいやでした。でも、みんなが楽しめたと言ってくれるのでよかったです。
もう一つは、十月七日に行った遠足です。ビカリアと言う名の貝の化石を掘りに行きました。私はどうしてもビカリアがほしくて頑張って掘っていると、友達がいっしょに掘ってくれました。たくさん掘れたのでわけました。最後に出てきた化石はとてもいいと言われました。
協力とは、お互いに助けられて、助けてという気持ちを持つことです。人間は、一人でいることはできないと思いました。
講評 huzi
今回のテーマは、「友達との協力」。自分の体験をしっかり書くことが大切ですね。どんな体験を思い出せるかによって、仕上がりが違ってきます。
書き出しは、前回と同じように「二つあります」と、どのような形で述べようとしているかはっきり示すことができました。
体育委員会の例は、とてもいいですね。委員会に入って行事を取りしきるのは、たいへんだったことがよくわかります。また、どこが大変だったか、くわしく書くことで、奈未ちゃんらしい意見になりました。みんなから「楽しめた」という感想をもらうことができて、よかったですね。
二つ目の例は、一つ目とは見方を変えた書きかたですね。友達の協力によって、よい結果を手にしたこと。ひとりではできないことも、友達と協力しあうことで、実現可能になりますね。ビカリアは、ずっと大切にしてくださいね。
まとめかたも◎。今までに書いた意見を大きくしめくくることができました。「人間は」を使った文章が、意見の最後をひきしめています。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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