国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   世の中の「ふしぎ」を大切にしよう   えほる

世の中の「ふしぎ」を大切にしよう
子供は、心に涌いた「ふしぎ」を、大人に聞いたり、自分で考えたりして、知識を蓄え、人生観を築く。「ふしぎ」を放棄することは、自分の心の中や、世界との関わりを無視することにつながる。(要約)私は、子供の頃から「ふしぎ」に思うことを大切にするべきだと思う。
第一の理由は、「ふしぎ」を解決することによって、人類は進歩してきたからだ。子供の頃は、物事を、固定観念や知識で見ることが希有であるため、幼い頃から、世の中の出来事に「ふしぎ」と思う癖をつければ、大人になっても、なぜだろう、なぜなのだろう、と考える癖がつくだろう。その答えが、人類の発展につながる。反対に、子供の質問に対して大人が無視したり、怒ったりして、テストの成績のために知識だけを教え込もうとすれば、大人になっても、考える力はつかないであろう。私は小さい頃、親から、理科などの説明を受けても何ら頭に入らず、ただ、しかられたくないため、知識を丸暗記していた。そのせいか、大人になっても、「ふしぎ」と思う気持ちすらわかなくなってしまった。(体験)
第2の理由は、「ふしぎ」の答えの中にある、自分の気持ちや、外界との関わりを知ることによって、自分が何者であるかを知ることが出来るからである。つまり、自分の好きな物は何か、将来何をしたいかが解ってくる。親が、男の子に望む、職業の第一位は公務員、第2位がスポーツ選手、第3位が医者であるが、これらのデータは、子供を経済的に安定した職業に就かせたいという親の気持ちが反映されていると言えよう。しかしながら、子供のやりたいことは、必ずしも親の望みと一致しない。そんな状況の時、親の圧力にも負けずに、自分のやりたいことをやり通すには、自分自身を知ることが、なによりまず大切である。(データ)
確かに、子供の「ふしぎ」に対して、いちいちつきあっていられないとか、既製の知識をすぐ与えた方が、試験に高得点がとれるし、早く疑問を解決できるという、反対意見も聞こえてきそうだ。しかし、子供が「ふしぎ」と思って大人に訊いてくる時期は限られているし、子供時代に、「ふしぎ」についての答えを一つ一つ見つけるきっかけを与え、納得する経験をすれば、のちに、自分で調べるようになるだろう。「子供は大人を小さくしたものでなく、これ独自の価値を持っている」という名言があるように、親自身が「ふしぎ」を大切にする経験が無くても、自分の子供に、その経験をさせてやることはできる。「ふしぎ」には、子供独自の価値が存在するのだ。大人として、是非とも、大切にしたいし、すべきだあると思う。(名言)

   講評   siori

この一ヶ月の真美さんの努力が見事に実りました。積極的に学ぶ意欲がひしひしと伝わってきました。来月もこの調子で、楽しんでいきましょう。


★オリジナルの題名が光りました。最後の一行「すべきだある」→「すべきである」のところだけ、チェックしておいてくださいね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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