創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   好きな遊び   すし

  「ヒュンッ。」ゴムとゴムが一度に絡まり合い、すぐさま離れた音だ。 「しまった!」ゴムが絡まって解けたと思うと足に絡みついた。
    自分の好きな遊びは、ゴム跳びだ。2人ゴムのわっかに入り、腰ぐらいの所でゴムをかけて一直線に走りゴムを跳ぶというルールではない。つまり、ゴム跳びはゴム跳びでも高跳びのような跳び方ではない。今やっているゴム跳びは昔のゴム跳びと違いルールがかなり難しく、口で説明しにくいしさらに、やっと中級ぐらいに行くまで毎日朝休み、昼休み、長休みにやって約2ヶ月以上かかる。出来ないとイライラするゴム跳びだが、中級のレベルにいくと楽しい。現在のゴム跳びの中になんと12種類もの跳び方がある。学校の中の遊びの中でも非常に複雑である。このゴム跳びのルールは口で何百回言うよりも1回見た方が絶対分かる。このようなことを、「百聞は一見にしかず」と言う。ゴム跳びの種類で、1種類目は、「キャロック」と言う跳び方。(これを右足で跳ぶ。)2種類目はこの跳びかたを左足で跳ぶ。3種類目は、「ノーマル」というごく一般的に知られている跳び方を右足で跳ぶ。4種類目はこれを左足で跳ぶ。(結構難しい。)5種類目は「イッセンド」という跳び方を右足で跳ぶ。6種類目はこれを左足で跳ぶ。(かなり難しい。)7種類目はこれらの「バージョンアップ」である。ゴムを持つ人が高いイスの上にのる。さらに、ゴムを両手にもってバンザイというような格好で立つ。それをイッセンドの右足、左足をやる。ノーマルの右足、左足もやる。ノーマルの右足でやると結構やりがいがあるのでこれは好きだ。しかし、持つ人がかなり大変。これは、もちろん手を使ってもいいことになっている。手を放すとアウトになる。(ものすごく高くて2〜3回ジャンプしてやっと届く高さだから。)キャロックの右、左もやる。しかし、この「バージョンアップ」の全部の左足で跳ぶのは非常に難しくこれができたら、特別上級レベルにいけるかもしれない。いつも休み時間にやっているのは「バージョンアップ」ではない普通の「イッセンド」の右である。
      このゴム跳びのルールは、パートと高さが決まっている。最初はひざにゴムをかける。これを2段と言う。そして腰より下(3段)腰より上(4段)脇の下の5段までいくと別のチームと交代。奇数の人数でもできるがどちらかのチームが不利になるので、できるだけいつも偶数でやっている。そのチームのメンバーで、メンバーの中の上級者、中級者、下級者を決める。試合最中は、上級者を「親」と呼び、中級者を「子供」と呼び下級者を「卵」と呼ぶ。今気が付いたが、まるで、鶏親子のように呼んでいた。イッセンドは1人ずつやるが、ノーマルは子と卵2人で跳ぶ。もし、卵が間違えば、子供が2回やることになる。(自分の分+卵の分)卵ができても子供が間違えば親が3回やることになる。さらに、親がひっかかればもう別のチームと交代だが、自分のグループでは子供が自分の分だけ出来ていれば3回やるとアウトにならずクリアできるというやさしいルールになっている。イッセンドは1回、1回止まってもよいことになっているが、ノーマルはすべて連続。 問題の跳び方だが、これは、ノーマルしか説明できないほど複雑だ。ノーマルの中にまたもや複雑だが2のパート、3のパート、5のパートがある。全部跳び方が違う。一番簡単な、3のパートの跳び方は、ゴムの真ん中に聞き手の方の足を入れて(一般的に右足だと思う。)1.2という2回のステップをふんで真ん中から外に足を出して外で1.2とステップをふんで今度は足のすぐ近くにあるゴムを上からとってその中でまた1.2とステップをふむ。=←ゴムを∨↓このようにして取る。そして、ゴムから足をはずし、矢印の方向の黒丸の所に足をもどす。≒→そして、今やった順番通りもう1度同じ事を繰り返す。しかし、2回目はステップを1回だけふんで順番どおりやる。最後は、ステップを2回踏むところと1回踏むところの境目でやっと終わる。ゴム跳びはこのように複雑で、できないといらつくが、慣れてくるとできるうれしさが出てくるのでそこがゴム跳びの楽しみだと思う。ゴム跳びは5年からやり始めた。しかし、相変わらず出来ない所がある。5年生のころはこのような色々な跳び方を知らず、ノーマルをやってばかりだった。しかし、今はイッセンドばかりやっているのでノーマルをやると全然面白くないと思える。さらに、5年と6年のゴム跳びのやり方の違いは、たくさんある。5年生の頃は上靴を脱がずに跳んでいたが、きつい上靴やぶかぶかの上靴だとやりにくいのでなんと上靴を脱いで今は跳んでいる。それなので弁当の日に上靴無しで跳ぶと葡萄の皮や御飯などを踏んでえらいことになる。さらにワックスを塗って乾いたばかりの教室で上靴をぬいで跳ぶとすべって転んでひっくり返ってしまう。何人か被害にあった。(私もそのような経験をした。)3年生のころからやっている人がいる。その人はものすごく上手でどんな跳び方でもすぐなれる。そしてすごく上手である。その代わりその人はかなりの苦労を経験して立派になったと思う。このようなことを「難関汝を玉にす」という。
      分かったことは、人間にとって遊びとは、その遊びのための努力や、遊びの中のちょっとした学習などが1度に体験できるということが分かった。

   講評   yama


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