国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   学び   こめ

 学問とは、学び習うことであり、そこに価値がある。しかし、今の社会はそういった学問をすることが容易ではなくなっている。そういった学問がし難くなっている世の中は問題である。
 その原因としては、第一に、昔ほど勉強をしなくても良い職業に就けるようになったということである。全く勉強しなければ、良い職業に就けないのはもちろん今も昔も変わらない。しかし、昔は相当勉強しなければ良い職業には就けなかったのに比べ、今は最低限勉強して、資格さえ取れば良い職業には就けるようになってしまった。そのため、必要なこと以外は自分から学ぼうとも、習おうとも思わずに過ごす人が多くなったように思われる。
 また、第二の理由としては、学問というものが教育課程で縛りつけられていることである。昔は、教育課程というものは無かったので、自由に学問をすることはできた。しかし、教育課程ができてからは、特に国公立の学校はそのマニュアルに沿って学ばなければならなくなった。だから、学問の法則が崩れてしまっていると言われても仕方がない。
 確かに、マニュアルに沿った学問は、皆が同じように学力を付けられてよいかもしれない。しかし、それでは独自の学問に取り組みにくくなり、その結果独創性が失われることになる。学問がし難くなっている世の中は問題である。

   講評   kamono

<学問とは、学び習うことであり、そこに価値がある。>その通りですね。しかし、学問がしにくくなった理由として、<昔ほど勉強をしなくても良い職業に就けるようになった。資格さえ取れば良い職業には就けるようになってしまった。そのため、必要なこと以外は自分から学ぼうとも、習おうとも思わずに過ごす人が多くなった……>そういう傾向は、あるのかもしれませんが、それよりも、自らが学ぶことへの認識、つまり、筆者の認識が書けていたら、申し分なかったでしょうね。<学問というものが教育課程で縛りつけられていることである……>ということも、あるのでしょうが、もっと、自分が学問に対して、どう認識して、何をどう学ぼうとしているのか、それが書けたら、よかったですね。


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