創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   デジタルとアナログ   ピエッパ

 僕は時計を選ぶとき、まずデジタルかアナログのどちらが最適か考える。例えば、部屋にかける時計の場合は、全体の傾向が一目でわかるアナログ時計を選ぶ。一方腕時計は、外で正確な時間がわかるようにデジタル時計にすることが多い。そして、このようなでデジタルとアナログという概念は、人間の考え方に当てはめることができる。だから僕は、考え方も時計のようにデジタルとアナログの両方をうまく活用して生きたい。(生き方の主題)それにはどうすればいいのだろうか。 
 第一の方法として、まずデジタル的なモノの考え方を伸ばすべきだ。そして、それには数字やデータを気にかけることが大切になってくると思う。例えば、野球選手なら打率や打点などにこだわるのだ。そうすることで、自分の長所や短所がわかり自分を伸ばすことにつながる。また例えスタメンから外されても、自分とライバルのデータを見比べることで納得でき、ライバルを越えようとさらに努力することができるのだ。
 第二の方法として、次にアナログ的なモノの考え方も伸ばすべきだ。例えば、数値化されたものをグラフや表にすることで、一層視覚に訴えることができる。また、9月3週の長文にもあるように、近代オリンピックはシンクロナイズドスイミングやフィギアスケートのような、美しさというアナログ的要素も大切にされている。(長文実例)デジタル化が進む世の中でも、やはりアナログ的な考え方は必要不可欠なのだ。
 確かに、デジタルとアナログの両方を伸ばすのは難しい。しかし
「もともと地上に、道はない。歩く人が多くなれば、それが道になる」(名言)
というように、まずは両方の良さを十分に理解して、デジタルとアナログをうまく活用するまでの道を作ることが大切なのだ。

   講評   huzi

 デジタルの技術はますます進化していますね。私の住んでいる地域でも、「地上デジタル放送」なるものが開始されるそうです。それは何ですか?と、聞かれてもくわしくわかりませんが(笑)、便利でおもしろそう。デジタル技術がすすんでくると、外見はアナログ的になるようですね。
  【生き方の主題】は、簡単すぎるぐらい。両方を生かすがもっとも適切でしたね。
  【方法】は、それぞれのよさを考えるという、幅広い視野で書けましたね。とくに、最初の方法の中で野球の例を取り上げたのは大成功。大変わかりやすい説明になったね。数字で示されると納得して、次の対策を考えることができますね。
 第二の【方法】には、9.3週の【長文】を引用できました。上の意見とあわせると、スポーツこそ、デジタルとアナログの融合だという考えかたができますね。
 【名言】、うまいなあ。こんなところに、この名言がくるとは予想していませんでした。これから私たちは、どんな道を歩くことができるのでしょうね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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