国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   タイミング   すいーとぽてと

 フィンランドの保健担当機関、食事の指導や健康管理の効果がどのようなものであるかを科学的に調べた。四十歳から四十五歳までの六百人を選んでAグループとした。この人たちには定期検診や栄養学的な調査などを受けてもらう。また、運動を毎日すること、タバコ、アルコール、砂糖などの摂取を抑えることを約束し、これを十五年間続けた。この効果の比較のため、別の同一条件の人で構成される六百人のBグループを選んだ。この人たちにはいかなる健康管理も実施しなかった。15年経って二つを比較すると、健康管理の対象とならなかったBグループの方が病気になった人の数が少なかった。その結果は治療上の過保護と管理が依存と抵抗力の低下をもたらすという結論だった。
 確かに、管理や保護が過保護だと、かえって本来人間が持っている力を弱めてしまうので良くない。現在は、機械がたくさんできて、部屋の中を温めたり涼しくしたりしてくれるエアコンが出来た。そのため、風の子といわれる子供も、風邪を引きやすくなってしまったと思う。私は、寒がり屋なので冬は暖房無しでは生活していけない。部屋は常にとても暖かくしていた。しかし、すぐに眠たくなってしまうという理由で、去年は自分の部屋は温かくなったらすぐに消すようにしていた。エアコンに頼りすぎなかったため、その年は初めて皆勤賞を取ることが出来た。今年も、あまり暖房に頼らないで、健康に過ごしたい。
 しかし、やはり管理や保護は大切だ。例えば、昔話の「桃太郎」だ。昔、子供のいないおじいさんとおばあさんがいた。おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃が流れてきた。おばあさんはその桃を家に持ち帰り、おじいさんと半分ずつに分けて食べようと考えた。しかし、桃からは赤ちゃんが生まれてきた。彼を桃太郎と名付け、まるで自分の子供かのようにかわいがってやっていた。彼は愛情をたっぷり注がれて育ってきたため、とても優しく正義感が強かった。だから、鬼退治に行き、鬼を退治し村人をつれて帰る事ができたのだ。少しは保護され管理され、育てられた方が優しい人になると思う。
 管理や保護が過保護過ぎてはいけないが、全くしてもらえない事もあまりよくない。しかし、「大切なのは、健康らしい外見ではなく、健康自信である。」という名言がある。このように、最も大切なのはタイミングよく管理、保護し成長を促していくことである。

   講評   kira


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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