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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   誰もがよく知っている   すし

誰もがよく知っている東アジアの季節風地帯に属し、気候が湿潤であるために豊かな森林と川に恵まれたこの国では住民の生活は、この森と川の恩恵のもとに営まれてきたのであった。こうした人間の身近にあって生活のさまざまな面で利用されるような森林を里山と呼んできた。地上のあらゆるものに神々が宿るとみる心から、山や川までが素朴な信仰の対象になっていたのであった。このことが、西洋における自然の合理的制御とは異なる自然の順応を支えてきたとみている。環境保全の急所ともいえる場所に鎮守の森が配置されていたことが今では知られている。
  自然の恐ろしさとは、台風、洪水、雷、地震、火山の噴火などだ。これは、自然の猛威と呼べるだろう。この中で一番自然の恐ろしさと呼べるものは、地震だと思う。地球の表面を覆っているプレート同士の押しあいの結果、プレートの内部にひずみがたまり、地震を発生させる。また、陸と海のプレートの境界では、海のプレートが陸のプレートの下に沈み込んでいくことが多く、まるでバネのように自然にもどろうとする。この瞬間に地震がおこる。日本だけでなんと50カ所以上断層がある。地震の恐ろしさ(自然の恐ろしさ)は、阪神大震災や新潟中越地震などで知られているだろう。
  里山が維持されてきた理由は、里山などに生えている山菜(ぜんまいなど)を全部「刈り取った」のではなく「摘みとった」からである。しかし、今では「刈り取り」の方が目立ってきているこのような自然環境に影響しないような活動を日本では前から始めていた。たとえば、ハイブリットバスと呼ばれるバスは、電気とディ—ゼルエンジンの組みあわせで排気ガスのNX,COや黒煙の排出を抑えることができる。トロリーバスというバスもそうである。また、富山県のアルペンルートという所の食事施設では食後の容器を現地で洗浄せずに麓の物流センターへ搬入して洗浄している。このバスに乗った経験がある。さらにここの霊山立山では神のおわす尊い山として崇められてきた立山なので、土足で踏み登ることを慎み、山麓に社を設けてただ伏し拝むばかりだったらしい。この様な昔からの自然への気配りを今も続けると良いと思う。それを反対して自分が自然に害を与えようとすると、自分に害が回っていってしまうだろう。そのようなことを、人を呪わば穴二つという。
 分かったことは、人間にとって自然とは、恐さはあるが、地球に住んでいる生物にやさしいなにか変わった生き物のような代わりをするということが分かった。

   講評   yama


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