国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   労働   A.L

 私は、日本の労働時間が非常に多く、最優先されているのは問題だと思う。その原因は、企業が仕事を優先し、それを社員にも押し付けているからである。特に、バブル崩壊後は大幅なリストラを行ったけれども、仕事量は変わらないため一人当たりの仕事量が増えた。従って、必然的に労働時間は増えたが、企業の業績悪化によって給料が増えることはなかった。
 また、個人よりも集団を重んじる日本の文化があることも原因である。欧米では、個性を伸ばすという教育を施しているのに対し、日本では個性を消してでも集団や、集団内での立場を優先する教育をしているからだ。例えば、世界各国で行われている学力テストでは、日本は世界トップクラスである。最近、その成績が落ちてきて学力低下といわれていて、再び成績を上げるために下位層の底上げを計っている。一方、学力低下の中でも上位層の成績はほとんど変わっていない。しかし、さらにその上の教育はほとんどなされていない。例えば、1990年に日本は先進国では最も遅く、国際数学オリンピックに参加した。当時は日本が初参加で1位になってしまうのではないかと言われたが結果は20位で、あらためて日本では上位層への教育が行われていないことが浮き彫りになった。
 確かに、日本の戦後の高度経済成長は企業の発展に支えられてきた。しかし「働くために生きるのではなく、生きるために働くのである」というように、私は労働によって自由時間が奪われているのは問題だと思う。

   講評   kira


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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