国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   世界の人々との関わり   えあゆ

   世界の人々との関わり
                 文音
 人が出会いの際に経験する生物的な緊張を和らげ、次の交流段階につないでゆくきっかけを与えることが、あいさつと呼ばれる言語行動の主たる役目なのである。
 確かに、余計な話を何気なく交わすことは、我々人間にとって大切なことであると私は考える。たとえば、私の通っている学校の先生の授業は、教え方が上手く、頭にしっかりと叩き込める授業内容の先生に限って、余計な話を多く取り入れている。そうすることによって、私たち生徒は、先生との間が狭まり、先生に対しての信頼感がよりいっそう深まる。また、このようにして、一日でも早く日本・世界中の人々が皆を信頼して生活できるようになることを、私は望む。
 しかし、相手に伝える内容も大切である。たとえば、昔から多くの人々に愛され続けてきた「一休さん」も、ただ待ちの人々の揚げ足ばかり取っていたのではなく、当時の権力者たちが納得が行くように、自分の持つ知恵を振り絞って伝えて人々に伝えていたからである。現在の我々人間に求められていることとは、ただ友達と話をするという誰にでもできることではなく、相手に伝えたい内容を自分の頭で考えて話をするということであるのだ。
 確かに、友達と何気なく会話をすることも、相手に伝える内容をしっかり考えてから話すことも、どちらも大切なことだが、一番大切なことは、自分の身の回りの人と上手にコミュニケーションをとっていくことである。また、「トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われているときである。」という名言もあるように、どれだけすばらしい内容の話を考えたとしても、それを自分の日常生活の中で、活躍させなければ、まったく意味が無いのである。私は、将来日本に限らず、世界の人々とのコミュニケーションを大切にしていき、自分のこれからの人生に役立てて生きたいと私は考える。

   講評   hota

 今月も忙しい中、頑張って休まずに書きましたね。文音さんはいいペースができています。時間がある時もない時も、それなりに書けるというのは実力です。

★次週、12.1週は進級テストです。長文をよく読んでおいてくださいね。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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