国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   科学的態度   タカ

 ところで、われわれは、いつでもものをよく見ているようであるが、案外よくみていないのである。自然界に実際にあるもの、実際に起こっている現象は、決して単純に判断できるものではない。疑問をいだいたら、そのままにほうっておかないで、実験したり調べたりすることがたいせつである。
 ぼくもわからないことがあって、調べて、分かったことがある。それは木の年齢のわかる方法だ。その調べ方は母に聞いたり本で調べたり、といった具合だ。木の年齢は年輪でわかる。季節で、木の育ち方がちがうからだ。
ぼくは分かるとうれしくて、なるほどと思った。まるではじめてなにかができたようだ。
 また、ぼくが幼稚園のときに、あたらしい虫を見つけると辞典を持って出て、見比べていたそうだ。ヤゴをつかまえて、毎日辞典と見比べていたそうだ。
 ぼくは何か知らなかったものが分かるとうれしいということがわかった。それと何気なく見ているもの、使っているものはよく見たりすればいろんな事が分かるということがわかった。

   講評   kiri



 こんにちは。今回の長文のキーワードは「科学的態度」です。科学的態度とは「はてな?」と思うだけでなく、実際に自分でも実験してみるという態度だね。

<構成> がんばって要約ができました。科学的態度についてしっかりまとめることができたね。
<題材> 木の年齢がわかる方法を知ったときのことが書けました。体験例としてはいいものなので、このときのことを会話を入れたりしながら、もっとくわしく書けるといいね。「●聞いた話」は幼稚園のときのことが書けました。小さいころからたかのり君は虫が好きだったのだね。しかも、小さいころから科学的態度を身につけていたようだね。
<表現> 知らなかった何かがわかったときのうれしさを「まるで」を使って表せました。はじめて何かができたときももちろんうれしいけど、はじめて何かを知った時もとってもうれしいね。 
<主題> 何事もよく見ること、これが大事だね。体験例から「わかったこと」を書くことができました。感想文であることを考えると「科学的態度」というキーワードを最後のまとめに一つ入れるとよかったかな。

 ☆ とても身近でわかりやすい体験例を書くことができました。
                             


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