国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ああすれば、こうなる   10人隊隊長

「ああすれば、こうなる」型の社会では、時間の変質が現れる。時間は、過去、現在、未来に三分割されるが、現在は時間直線の一点にすぎない。それはすぐに未来から過去へと繰り込まれてしまうが、人は現在という言葉をたえず用いる。
しかし、「ただいま現在」とはなにか?それは予定された未来であり、具体的にいうなら、手帳に書かれた予定である。来月の3日は、予定があるとき、人はそれを現在とみなすのである。
それなら未来とはなにか。未来とは何が起こるかわからない。「ああすれば、こうなる」で、拘束されていない時間である。
しかし、大人は、その漠然たる未来を惜しみなく奪い、自分はそれでちっとも困らない。そう思っている。
だが、自分の体の事は、手帳に書かれていない。それを無視し様としても、それは必ず来る。
政治家が国家100年を思うようになり、医師はもっぱら患者の検査に没頭し始めた。
しかし、100年を思うよりも、現在の状況を徹底的に把握し、それに対して有効な手を打つべきである。
「ああすれば、こうなる」
この様な事は、日常でいくらでもある。
「遊ぶと、テストに響くので勉強しよう」
「サボると、昇級できないので必死に練習しよう」などなど。
このようにいくらでもある。
だが、時間で拘束された現在もいいものかもしれない。この時間にあれをやり、その時間にはこっちをやる。時間が拘束されれば、その分余った時間を有効に使えるかもしれない。ぼくは、時間を拘束される方が良いと思う。

   講評   kira

 10人隊隊長くん、こんにちは。12月1週(次回)は、進級テストです。字数の目標も伸びているので、少し書きたいことを想定してあたためておこう。
 ぜひとも進級して、また新しい課題に取り組もうね。

   

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