低学年から学力の基礎を作る
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   全ては「もの真似」から   じょー

 日本人は「もの真似上手」である。これにはいささか私には納得いかないところがあるのだ。もの

真似=同じことをする=自分ひとりでは何も出来ないというイメージがあるので、日本人は一人では

何もすることが出来ない、というふうに考えてしまう。もの真似上手だねと言われて喜ぶ人はなかな

かいないだろうし、言われたとしても皮肉に聞こえて「喧嘩売ってるのか!」と私なら答えるだろう

。ただ言われ続けるわけには行かない、そこからさらに上を目指さなくては・・・・・・。方法としての例は

、昔、明治時代に井伊馨と言う人物の伝記によれば、彼は欧化を目指し東京の日比谷に官設社交場と

して鹿鳴館を作った。鹿鳴館の作りはそこだけヨーロッパをくり抜いたようなもので、舞踏会などが

開かれて欧化主義の象徴となった。欧米の人には好評だったが、国民からは反対を受けたという。模

範は悪いことではない。しかし、時代を経て、それらに日本独自の特徴を加えていったことで現在の

日本が存在するのだ。確かに全ては模範から始まるようなものだ、しかし模範で終わってはならない

。もし日本の特徴を取り入れていなっかたなら、今私は日本語を使っていただろうか、箸はきちんと

使えていたただろうか、いやきっと、ナイフとフォークを両手に家族で英会話を交わしていたと思う

。「脱皮できない蛇は滅びる」という名言があるように、最終的にはオリジナルでなけばならないの

である。

   講評   hota

 11月第2週の長文、「もう30年も前の」の感想文を、清書として送ってくれましたね。1つでも新しいものに挑戦したその意欲がとてもいいですね。

 字数が616字、これはたとえば入試問題などで、「日本が物まねばかりしてオリジナリティがない、などと言われることについて、600字程度で述べよ。」というような問題だったとしたら、ちょうどいいくらいの文章だと思います。こういう場合、複数の方法を書く余裕がないと思いますから、方法1つと「伝記実例」に絞った書き方もいいでしょう。

 ただ、こういう場合も、できれば150字×4段落くらいの段落構成を意識して書くといいですね。(もしもネットの関係で、改行が全部なくなった、つまり元には段落がついているのでしたらごめんなさい。)それから、できれば簡単でも「体験実例」は入れた方がいいです。その分、「伝記実例」はかなり簡略化しましょう。

★12月1週は進級テストです。課題の長文を読んでおいてください。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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