創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
死という締め切り えてよ
人は二足歩行で手を解放し、その手に道具を扱う役割を持たせ、それを発達した大脳で制御するという方法によって、急速に強い優勢な動物になった。それが言葉とならぶ異常な加速進化のもう一つの理由であったのだが、それはともかく、強くなったために狩る立場に立つことはあっても狩られる側にまわることはほとんどなくなった。喰われることは不幸である。動物の場合、われわれとは死の概念自体がずいぶん違うのではないかと思うのだ。肉食獣に追われて逃げきるか喰われるかは一つのゲームである。喰われることとは、あるいは死ぬこととは、個体の中に宿る個としての意識、連続的な生の意識の喪失である。僕は自然界の動物のように死を自覚して生きることが大切であると思う。
理由第一に、死のような締め切りが無いと物事に集中できないからだ。
第二に、死のような区切りを自覚しないと計画性が無い人生をおくってしまうからだ。
講評 jun
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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