創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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言葉による誤解 えひな
言葉の使い方によって誤解を招く例がある。例えば、「遊ぼ」といわれて「-ごめん。今遊べれない」というと相手は自分のことがきらいなのかなと思ったりしてしまったりする。
誤解が生じるのは、自分と相手が思っていることがちがったりするからだ。例えば、自分はだめだと思っていることを相手は良いと思っていて、食い違いになってしまったりすることだ。
誤解を防ぐために必要なことは、自分が思っていることを相手に伝え、相手の顔色が悪くなったら「ごめんね。」といってちがう意見を言ったらいいと思う。そして、みんなとふだんから仲良くしておけば、みんなも自分の意見が分かってくれると思う。
講評 huzi
今週の問題は、「言葉の使い方によって誤解を招く例がある。その例を挙げ、どうしたら誤解がなくなるかを述べよ。」でした。問題文はむずかしそうに見えますが、落ち着いて考えてみると、誤解や行きちがいは、ときどき起こりますね。私たちは、誤解をしたりされたりすることのないように、言葉づかいに気をくばっていますし、言い直しをしたりすることもあります。
問題文の前半。例は、身近なよくある話を、簡潔に取り上げられましたね。遊ぼうとさそわれたとき、断った。それは、ほかに用事があったためなのに、「私と遊ぶのはいやなんだ」と思われてしまったり、思ったり。
次の段落では、誤解の原因を考えることができました。そのときにお互いの思いが一致すれば、誤解はうまれないのですが、違いがあると、「……のはずなのに」とか「どうして……してくれないのだろう」と考えてしまいますね。
この段落は、問題文の後半の答えを導くためにも大切です。原因を明らかにすることで、対策ができるからです。
どうしたら誤解がなくなるか。具体的に例をあげながら、ていねいな説明ができました。とくに、ふだんからの態度が大切だと大きな意見を書けたのがいいです。
短い問題ですが、例を上げ、原因を考え、具体的な方法と大きな意見を書くことによって、立派な答案に仕上げることができますね。
遊べれない → 遊べない
みんなも自分の意見が分かってくれる→みんなも自分の意見を分かってくれる
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