低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ちょうこくがいっぱい ショウ
ちょうこくがいっぱい《構成》
ショウ
ぼくは十月に、ローマに行きました。そして、コロッセオやサンピエトロ大聖堂などを見ました。
サンピエトロ大聖堂は、ちょうこくがものすごくたくさんありました。ぼくは思わず
「わぁーすごいな」
とさけんでしまいました。
寺院に入ったとたん、目の前に大きなちょうこくがあったので、まるで巨人がいるようでした。中は、うす暗くてお化け屋敷のようだったので、ちょっと怖かったです。前に行った美術館と同じような雰囲気でした。美術館より明るかったのでそんなに怖くなくてよかったです。大人の人はみんながやがやさわいでいたのでうるさかったです。
ぼくは、
「どうしてアメリカなどのお金持ちの国じゃなくてイタリアなどにあるのだろう。」
と不思議でした。
最後にサンピエトロ寺院のスケッチをしました。よく観察して細かいところまで描くのがむずかしかったです。色はぬれませんでしたが、今まで自分が描いた絵の中で一番上手く描けたのでよかったです。
この日の夕ご飯はパンなどたくさん食べました。そして、パンもスケッチしました。
このローマの旅ではいろいろなものをスケッチしました。家に帰ったら、おばあちゃんやおじいちゃんにこの絵を送ってあげました。でもサンピエトロ寺院の絵だけは残してあります。大きくなったらこの絵を見てローマの旅のことを思い出せたらいいなと思ったからです。
講評 siori
初めての進級試験に挑戦しました。字数も四つの項目も全て達成でき、よくがんばりましたね。見事に合格、おめでとう!!!
旅で出会った建物に心をうばわれるというショウくんの豊かな感性が光っていますね。いいなあと思う風景をスケッチするというのは、素晴らしいアイデアだなあ。写真に残すのもいいけれど、スケッチに残すというのは、描いているうちに新しい発見があったり、後でじーんと心に感動が残ったりしそうですね。贈り物としても喜ばれるでしょう。
「大きくなったら・・」という最後の一行が印象的でした。ただ歩くのではなく、ショウくんのようにアンテナを張って街を散歩すると、おもしろいことがいっぱい見つかりそうなうれしい気持ちになりました。先生もスケッチしてみようかな・・・
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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