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　　　ぼくたちの友達　きりんりき　　　小田急線20,000系

「ねえ、キリンリキっていつから家にあんの？」(書き出しの工夫）
弟のさとしがたずねました。
「そーねーゆうが生まれる1ヶ月前に完成したからもう10さいね」
と母さんが答えました。キリンリキというのは、ぼくが小さいころから大切にしているぬいぐるみです。体調16cmでおしりのおくゆきは5cmくらいです。ぼくが小さいころはきれいなきいろで買った新品みたいだったんだけど今になってはくろい部分ができていてホックロしたホクロみたいです。今になってはキリンリキは弟の遊び相手です。ぼくもときどきさんかして遊んでます。キリンリキの目は小さなボタンでできていて、しっぽはあみひもです。今は首がふにゃふにゃでわた不足です。でもぼくが好きなところはふにゃふにゃです。外出先でももっていくことがあるのでたまに行方不明になることがあります。ぼくのお母さんはわたを入れたり切れてるとこをぬったり八回くらいキリンリキを手術しました。まるで医しみたいに。（たとえ）
「よーしバァズにこうげきだー。イヤッホー！いよいよ世界せいふくできるぞ！！」
「そうはさせないザーグ！くらえ！ＬＡＳＥＲだ〜〜」
ってそううｙふうにしゅんは遊び出すと完全に自分の世界に入ってしまうのです。でぼくも仕方なくのって
「キリンリキのスーパージョブジョブスピーン！！」
「うわぁ〜〜やられたぁ！（ザーグ）」
とわきやくになりきります。実は家のお父さんも昔は犬のぬいぐるみ「まんたくん」という人形で遊んでたそうです。（前の話聞いた話）それにしてもまんたくんってだれがつけたんだろへんな名前だなぁ。（心の中で思ったこと）
　ぼくはキリンリキに対していっしょに遊んでる時、キリンリキが動かなくても生きているみたいに感じます。まるでトイストーリーに出てくるアンディみたいに。（動作情景の結び）

　　　講評　　　yuta

　目標字数の７００字をクリア。●印の項目もバッチリです。進級テストは見事合格。おめでとう！
●題名の工夫：「きりんりき」とは親しみやすい名前だね。どんな友だちなのかな？　と、先が読みたくなる題名です。
●です・ます：「キリンリキというのは、ぼくが小さいころから大切にしているぬいぐるみです」というように“〜です”“〜ます”の文でわかりやすく説明できたね。
●たとえ：くろい部分が『ホックロしたホクロみたい』とは、ダジャレと組み合わせたのね。　お母さんは『まるで医しみたい』。今までに八回くらいキリンリキを手術しているんだね。
●前の話・聞いた話：お父さんから聞いた話。お父さんも犬のぬいぐるみ「まんたくん」で遊んでいたんだ。
●心の中で思ったこと：『まんたくんってだれがつけたんだろへんな名前だなぁ』。ところで「キリンリキ」はだれがつけたの？
●動作情景の結び：『キリンリキが動かなくても生きているみたい。まるでトイストーリーに出てくるアンディみたいに』。アンディとキリンリキを重ね合わせて想像しました。