創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   外国人に日本語を   いみて

   外国人に日本語を
 日本語と外国語(とりわけ英語)の質問の答え方は、それぞれの言葉にかける気持ちや対象に多くの違いが発生している。例えば、いいえの答え方にしても、はっきりという欧米人と控えめに言う日本人という違いがある。
 返事をあいまいにしている場合、(日本的な考え方)相手の気持ちに対し、やわらかく接することが可能になる。だが、そのスタイルは、時として相手に苛立ちを与えることもある。例えば、国会における政治家の答弁で、多くの場合返事をあいまいにしている。そのため、質問をしている側としては、満足の行く答えが得られず、その答え方に苛立ちを覚える。
 また、返事をストレートに出す場合(欧米的な考え)では、求めている答えをきっちりと出すことができる。同様に短所を考えると、そのストレートさのために相手を傷つけてしまいかねないことになる。
 日本の昔話にあるように、返事のあいまいさが仇となって思わぬ結果になってしまうことが多々ある。だが、重要なのはそういうことではなくて、相手のTPOや求めている理由などを考えて返事をすべきなのである。

   講評   muri

 最近の流行語にもあいまい表現がよく見られますね。「ビミョー」「無理っぽい」「〜かも。」こういう表現を相手への思いやりととるか、発言への責任のがれととるか、ビミョーなところですね。少なくとも意見文を書くときには、はっきりと自分の意見を押し出したほうがいいと思います。多少、強引なくらいでもかまいませんよ。しっかりと自分の意見を意識することによって、初めて、例外的な考え方やそれ以外の考え方が見つかるのですから。

●主題(総合化の主題):確かに日本語でも英語でも、「相手のTPOや求めている理由を考えて」話すことは大切ですね。そういう気持ちがなければ、どんな国に行ってもただの身勝手な人になるでしょうね。これは、総合化の主題としてとてもよくまとまっていると思います。
●題材(昔話実例):昔話に限らず、実例には具体的な話をいれましょう。「相手をじらすためにあいまいな言い方をした実例」読みたかったなぁ。

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