国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   人間   ゆうちゃん

わたしたち人間はいつなにがおきるかわからないので、意識しなければ生きていけないのだ。なぜ意識しなければいけないのかというと、いつ地震が起きるかわからないし、いつ事故にまきこまれるかわからないからだ。動物は、人間と違いかなりのサバイバルの世界だ。そのため、生まれてすぐに殺されてしまう動物もでてくるのだ。それは、動物の世界だからありえるだけであって人間の世界ではありえない話だ。
 その理由は、いつ地震がおきるかが予想がつていればなにも緊張する必要がなく、発生時刻前に避難することができるためなんにも考えて行動する必要がない。それなら生活がかなりつまんない。まるでロボットみたいだ。いろいろなことを考えて生活するから良いのだ。たとえば、今この場で地震がおこったらどこに避難すればよいのだろうとか、どうやってこの場所からでないといけないのだろうなどのことを考えるから良いのだ。地震がおきてもなんにも考えなければ死んでしまうからだ。なんにも考えずに死んでしまうのと、
いろいろ考えて死んでしまうのどちらだ良いかと考えたら、いろいろ考えて死んでしまうほうが生きがいがいがある。なぜかというと、使える知識を最大限まで使ったからだ。
 もうひとつの理由は、将来的に死んでしまうことを考えないと一回しかない人生を無駄にしておわってしまうからだ。この人生のなかでなにかを目標にして生きていかないとつまらないからだ。人生は限られている。そのため、時間が限られているでたってみればはやいものなのだ。
 夏休みが永遠とあるのならばよいと思うときがある。夏休みが短期間だから、宿題とかいう調子にのったものが渡されるのだ。永遠と夏休みなら宿題ではなくて家庭学習になってしまう。なので、夏休み最後日が必ずくる。ずっと夏休みの気分でいると最終日に徹夜で宿題を終わらせないといけない運命になってしまうのだ。
 学校の宿題が一週間ぐらい先が期限だと全然宿題をやる気にならない。その気持ちで期限前日になる。その日は最悪の日になってしまうのだ。
 人間だれでも、若い方が良いと思っているひとがいる。だが、体だけは日々老化しているのだ。老化しているのだが、気持ちだけは若い人はたくさん世の中にいるのだ。
 人間は、短い人生の中で何ができるかが限られているなかでどれくらいできたかによって達成感の量が違うことがある。気持ちだけ若い人はたくさんいるのだ。

   講評   miri

<第1段落>動物は教えられなくても本能的に生命の危機感を持っています。人間はだんだんそういう感覚が衰えてきたのですね。
<第2段落>この段落は少し意味が通りにくいですね。「良い」の内容が具体的になっていないからですね。「充実した人生を送ることができる」とか「後悔が少ない」というような表現を入れるとよいでしょう。
<第3段落>生命と夏休みになぞらえた説明はたいへんわかりやすいですね。
<第4段落>気持ちだけ若いということと「達成感」のつながりが、いまひとつ見えてこないのでこんなふうにしたらよいですね。「生命が永遠のような気がして、気持ちだけは若いという人が多いようだ。限りある生命をもっと意識して、達成感を感じられるような充実した人生を生きたい」

 字数で苦労しましたが、みごとやりとげましたね。おめでとう。
 進級試験は合格です。
               
              

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