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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ハードなバドミントン   ぼんちゃん

「ヒュ—、パシッ」

 私は、バドミントンクラブに所属しています。クラブは、週一回あります。バドミントンクラブでは、試合と打ち合いの練習をします。試合は、10月頃からはじめました。試合は、ダブルスでやり、5分間のしあいです。私は、最近やっと相手のサーブしたシャトルを打ち返せるようになってきました。

 私が初めて試合をしたとき私のチームはボロ負けでした。このとき相手のチ—ムは、少しも疲れた様子は無く余裕たっぷりの様子で私のパートナーが必死になって打ち返したシャトルを打ち返していました。私は、(パートナーの人がかわいそう。でも私も精いっぱい頑張ってるのだよね)と心の中でパートナーの事をかわいそうと思う気持ちとでも自分も頑張っているのだと言う開き直った2つの気持ちがありました。そんなことをまるで何も考えていない人みたいにぼけ—っと考えていた私のところにシャトルが飛んできましたが、結局打ち返せませんでした。たぶんそのとき相手チームの人は、(一体全体あの子は、何を考えているのかな?)とおもっているとおもいます。また、パートナーの人かなりしょげていました。

 この間の試合で私は、初めて1点をとりました。私は、心の中で小躍りをしていました。心の中では、(ヤッターヤッターヤッター)と喜んでいる私と、(あれは、相手チームが少しミスしただけだよ)と冷静な判断を下している私がいました。試合が終わったあとパートナーの人は、

「勝ったんだよね」

と私に何回も聞いていたので私は、何回も何回もうなずきました。私もよかったよかったとおもっていました。

 バドミントンは、とても体力をつかいます。夏などは、汗がタラタラと背中と額を流れ落ちます。でもそんなきつい運動をこなす人を私は、とても尊敬しています。一番尊敬しているのは、顧問の先生ではなくバドミントンクラブ歴3年の部長です。部長は、とても優雅にサーブを決めます。私は、(部長のように3年間バドミントンクラブに入って部長のようになる)とこころのなかできめています。そして、部長のようになるべく、私は、今もバドミントンのルールについて書かれたホームページをよんでいます。

   講評   kirara

 前に一度、バドミントンの試合を見たことがありますが、あまりのハードさにおどろきました。ぼんちゃんも、今は始めたばかりでたいへんでしょうが、長く続ければせんぱいのようになれると思いますよ。
 <<こうせい>>とても自然にむすべましたね。「部長のようになるべく、私は今」という表現が、とてもかっこいいです。
 <<だいざい>>負けた試合、初めて勝った試合と、二つの「前の話」を入れられました。「こころのつぶやき」を効果的に使って、読む人を引きつける文章になっています。
 <<ひょうげん>>おもしろいたとえになりました。ぼ〜っとしている様子がよく表れています。
 <<しゅだい>>上にも書きましたが、試合の様子だけでなく、自分の心で思ったことがいくつか書かれているので、「題材」に奥行きが出ています。
「私は、(パートナーの人がかわいそう。でも私も精いっぱい頑張ってるのだよね)と心の中でパートナーの事をかわいそうと思う気持ちとでも自分も頑張っているのだと言う開き直った2つの気持ちがありました。」という文が、少し長くなってしまったので、二つの文に分けてみましょう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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