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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   平和主義のアインシュタイン   えこせ

 「われわれは、戦争には勝ちました。けれども平和を勝ちとったわけではない。」
博士はまず、アメリカ国民に対して、こう忠告します。けれども、そのときすでに、ソ連をはじめ世界各国で、アメリカに負けじと、核開発競争がはじまっていました。人間のおろかさに、博士は深く胸をいためました。この話で、ぼくが一番いい言葉だなと思ったのは、
「われわれは、戦争には勝ちました。けれども平和を勝ち取ったわけではない。」
と忠告する言葉です。なぜなら、ぼくも戦争は平和を勝ちとるためにあるとは思わないからです。
 ぼくにはこれに似た話があります。ぼくが自慢したら、他の人も自慢を始めたので、しかたなくぼくも負けじと自慢したことです。これは、この話の中のソ連をはじめ世界中で核開発が始まったので、アメリカも負けじと水素爆弾を作ったことに似ています。
 これは前に聞いた話ですが、アメリカはビキニ島で、水素爆弾の実験をして、そのせいで、「死の灰」をあびてマグロ漁船の乗組員の日本人の人が亡くなったそうです。
 ぼくはこの話でとても思ったことは、アメリカはなぜせっかく原子力を見つけたのに、それを管理できないかということです。ぼくもアインシュタインみたいに、よくない戦争にうったえられる心の清い人になりたいです。

   講評   sumomo

 アインシュタインは日本でも偉大な科学者として尊敬されています。彼の多くの功績の中でも、戦争にきっぱり反対を唱えたことはもっとも大きなことなのではないでしょうか。今回の課題文の部分だけではなく、アインシュタインとはどんな人だったのかをしっかりふまえた上で感想文に取り組めたようですね。どの項目もよくできています。自分が体験した似た例が書けていますが、もうすこしその内容をくわしく説明すると、読んでいる人にもよりわかりやすくなるでしょう。ビキニ島での水爆実験のことも社会的な実例として効果的ですね。そこから自分の考えにうまく結びつけるとよいですね。いろいろなことをきちんと考えて、しっかり感想文が書けましたね。

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